デパプリ23話感想です。
前回ラストから繋がる、ここねと両親の話。
不器用女神のコミュニケーション、第2章ですね。
自分で作ったサブタイを勝手にシリーズ化するな
両親の出張がキャンセルになり、ここねにとっては久しぶりの家族の時間。
なんですが、どうも話がかみ合わない。3人バラバラのメニューもそれを暗示しているかのよう。自分が食べていないパンやスープの話をしたって会話が弾むわけもなし。
お互いに上手くコミュニケーションをとりたいと思っているけれど、何を話したらいいのか分からなくて悩んでいる...ということで考えていることは一緒。
と言っても、お互いに要望を出さないから分かりっこないんですね。
そんな気持ちを伝える手助けをしてくれたのがボールドーナツだったわけです。
ここねと両親が上手く想いを伝えられなくなった発端は、小さい頃にワガママはいけないと言われてボールドーナツを食べられなかった/食べさせてあげなかったという出来事にありました。
お母さんが「その頃から仕事で家にいられないことが多くなって」と付け足したように、この出来事が全ての原因ではないと思います。ただ、”食べられなかった/食べさせてあげられなかった”という印象的なエピソードはお互いの関係性と強く結びついてしまったことでしょう。
逆説的に、ボールドーナツを食べることがお互いの気持ちが一緒であることを確かめるトリガーになったんですね。
数年のときを経て、ボールドーナツの手助けでわだかまりは解消。
お父さんも合流して、改めてお互いの要望を伝えあうことができました。ここねとお母さんの視点が中心で進んでいた今回ですが、お父さんの方でも色々奮闘があったんだろうなと感じられて良かったです。ここねがパムパムの口を押さえるシーン含め、行間を読ませにきますね。全国の女児先輩の国語力が鍛えられていく。
ある日の朝食。3人でここねの作ったサンドを食べています。
各々好きなものを好きなように食べるのも楽しいけど、みんなで同じのものを食べることで同じ気持ちを共有することも大事。色々な食事の形を教えてくれるデパプリ、そろそろ折り返しですが後半も楽しみ。
さっくり目ですが今回はこの辺で。