デパプリ37話感想です。
わたくしの都合で更新が滞っていましたがこのままだとズルズルいくので直近から再開してきます。空いた部分は余裕あるときにいずれ…
さて37話。
文化祭。ローズマリーは師匠ジンジャーの話を聞くために、あまねの両親のもとへ。
そこで明らかになったのは、ジンジャーが何らかの目的のために街に滞在していたこと、そしてマリちゃんがやってくるのを予見していたということでした。
核心に迫る情報は得られなかったものの、ジンジャーにたどり着くヒントは意外と近いところに。シナモン然り、デパプリはこういう人間関係の妙によるすれ違いが多くて、少しのきっかけで話が大きく進むのが面白い作りだなと思います。
そんなすれ違いがナルシストルーにも。
修理のお礼で貰ったリンゴ飴。偏食で偏屈なナルシストルーはそれを一度断るのですが、副会長の押しに負けて食べることに。
すると想像以上に口に合ったようで。「そいつと会ってみたい」と、彼にしては珍しい素直な感想をこぼしていました。
こういうのを見ると、ナルシストルーは自身の性格と食わず嫌いで本当は食べれるものものがしてきたんじゃないかと思ったりします。
そしてこのリンゴ飴はあまねが作ったもの。あんみつ兄さんズが目の前で妹自慢をしますがスルー。ナルシストルーはあまねの家族について知らなかったんですね。もし知っていたらリンゴ飴を食べることもなかったでしょうから、こちらは顔を合わせていなかったことで良いほうへ転がったケースというわけですね。
その一部始終を陰から見ていたあまね。
彼女はナルシストルーの脱獄を知って慌てて駆け付けたわけですが、そこで行われていたやり取りに驚きの表情。
そして後の戦いで、あまねはナルシストルーを助けることになります。
曰く、「わたしの正義をつらぬくだけ」。そう語る彼女の態度は実に堂々としたもので、迷いなど感じられません。
「これを食べて反省しろ」とリンゴ飴を差し出したところから見るに、兄や副会長とのやり取りの中にナルシストルーの反省・成長の余地を見出したんだと思います。そう考えられるようになったことであまねの方も自分の正義を信じることが出来たのかなと。決して甘くしているわけではないのがあまねらしいな、なんて個人的には感じました。
さっくりですが37話はこの辺で。
多忙につき更新ペースは遅くなりそうですが、ストーリーが核心に迫っていて面白いところなのでなんとかやっていきたいです。