デリシャスパーティ♡プリキュア19話感想です。
あまねのプライベート掘り下げ回。
ギャップが魅力
激闘から明け、あまねを加えたみんなでクッキング。
学年がひとつ違うあまねですが、敬語ナシでフランクに接して欲しいという彼女のたっての希望でそれぞれあまねちゃん/あまね/あまねんと呼ぶことに。
恒例の名前呼びイベントですが、ここの擦り合わせは重要です。
本作はプリキュアの中で彼女だけ年上かつ生徒会長という役職持ち、描き方によっては浮いているように見えることもありそうですからね。上級生とは敬語で接するシリーズもありますが、デパプリはこの形が最適でしょう。
そして、それだけでは足りんとばかりに妹属性が強調されるエピソードを入れてくるあたり隙が無いんですね。
あまねとの料理の際は「君と一緒に相談しようと思って」なんて言って人たらしの素質とここねのチョロさを見せつけてきたかと思えば、
お兄さんたちには不満で頬を膨らませる。
不満と言っても要は甘えているわけで、それ即ちカワイイ。
チーム最年長の彼女も、家だと妹として可愛がられている。普段はキリっとして頼りになるからこそ感じられるギャップですが、そのおかげでとっつきやすさが増したな~と。
あまねには2人の兄、逆に一番末っ子感のあるらんは弟妹がいたり、この辺のバランスのとり方がデパプリは絶妙ですね。
というわけで、短めですが19話はこのへんで。
あまねが心を開いたことで、普段の姿や兄たちとの関係性においてこれまで見えにくかった部分が明かされた回だったと思います。模範的イケメンという感じだった兄2人も、妹の立場から見ると困った一面があったりして面白かったですね。