えのメモ

プリキュアとミリオンライブについて日々考えている者です。

【ミリアニ第8話感想】大人として→→→アイドルとして

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第8話

ミリアニ第8話感想です。

 

※筆者は先行上映にてミリアニ12話まで視聴済です。先の展開をほのめかす・展開を知っている前提の考察等は本記事で行わないつもりですが、気になる人はブラウザバック。

アニメ先行上映を除く、ミリシタや各種コミカライズで既に公開されている情報を絡めた解説については随所に入れていくつもりです。そういう事前情報ナシで楽しみたいよ!という人もブラウザバック推奨。一応、本文中では色を変えて感想とは区別できるようにします。

 

 

 

 

《各種用語》

ミリシタ→アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ”のこと。ミリオン2代目にして現在唯一稼働中のソシャゲ。【2017年~】

グリマス→GREE版”アイドルマスターミリオンライブ!のこと。ミリオン最初のゲーム。基本設定はミリシタに受け継がれているが今と異なるものもある。【2013年~2018年】

 

ゲッサンミリオン→漫画”アイドルマスターミリオンライブ!”のこと。ミリオン最初のコミカライズ。グリマス設定準拠。未来・静香・翼を中心とした作品。

BC/ミリオンBC→漫画アイドルマスターミリオンライブ!Blooming Clover”のこと。アイマス界最長のコミカライズ。ミリシタ設定準拠。可奈・志保を中心とした作品。

BNS→漫画アイドルマスターミリオンライブ!Brand New Songのこと。ミリシタ設定準拠。百合子・桃子・このみを中心とした作品。

 

アニマスTHE iDOLM@STERのアニメ。765プロのアイドル13人(通称765AS:オールスターズ)が登場する。ゲーム"アイドルマスター2"準拠。始めてプロデューサーの顔をハッキリ設定した作品でもある。

劇場版→アニマスの映画。765ASに加え、ミリオンライブから登場したアイドルが7人登場する。ミリアニは概ねこの作品の後の時系列と考えてよいが、一部設定が異なるパラレルワールド

 

 

 

Team4th,Team5th

今回登場したのはTeam4thとTeam5thの2組。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第8話

Team5th:手前左から美也、紗代子。中央左から星梨花、育。一番奥が茜。

宮尾美也(CV. 桐谷蝶々):17歳の高校二年生。おっとり系だけど野望はデカい。おじいちゃんっ子で囲碁将棋好きはその影響。

高山紗代子(CV. 駒形友梨):17歳の高校二年生。おとなしそうに見えてパッションに溢れる熱血ガール。幼馴染との約束のため、ステージでは眼鏡を外す。

箱崎星梨花(CV. 麻倉もも):13歳の中学一年生。とにかく純粋な箱入りお嬢様。色んなことを知りたいお年頃。父親が過保護。

中谷育(CV. 原嶋あかり):10歳の小学四年生で765プロ最年少。なんでもチャレンジしてみたいお年頃。母親が美人。

野々原茜(CV. 小笠原早紀):16歳の高校一年生、ウザカワ系アイドル。お金儲けしたいお年頃。ミリシタでは10年越しで兄の存在が明らかに。

ですが、大きくスポットが当たったのはTeam4thだけでしたね。

Team5thの活躍や楽曲は次の機会を期待しましょう。

 

Team4thのデビューは遊園地のイベントステージ。Team5thとの同時開催とのことで、Pとしては話題を作るために色々考えた結果なのでしょう。なにしろリアルライブでのデビュー組は初ですからね。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第8話

Team4thは左からロコ、千鶴、このみ、桃子、奈緒、亜利沙。
二階堂千鶴(CV. 野村香菜子):通りすがりのセレブ。実は通りすがりでもなければセレブでもない。21歳の大学生で、お母さん専属シェフが作った差し入れを持ってきてくれる。

馬場このみ(CV. 髙橋ミナミ):通りすがりのセクシーお姉さん。24歳で765アイドル最年長。事務員の面接に来たところ、アイドルの面接と勘違いされた。もちろん年齢も勘違いされていた。

周防桃子(CV. 渡部恵子):通りすがりの元子役。11歳の小学五年生。プロ意識の裏には栄光あり、苦みあり。今回チラ見えした子役時代の事情については別の記事で書くつもり。

☆松田亜利沙(CV. 村川梨衣):通りすがりのアイドルオタク。16歳の高校一年生。変態っぽい言動だけど意外にも常識人。※変態ではある

☆ロコ(CV. 中村温姫):PassingbyなArtist。15歳の中学三年生。ロコアートはみなさんご存知という雰囲気で登場したけどみんな意味わかったのだろうか。

横山奈緒(CV. 渡部優衣):ハラペコ怪盗。大阪出身の17歳高校二年生。上京しても目指すは”関西の星”。演技には新喜劇のイズムがにじみ出る。

 

しかし、Team4th側にはプロデューサーがいません。

このみの言う通り、20歳以上が2人いて、現場慣れしている桃子もいるTeam4thよりも、最年長で紗代子と美也の17歳になるTeam5thにPが付くのは当然の采配ではあります。

☆あふれるセクシー:このみさんが幼児体形なのは傾国の美女の守護霊がついているからという裏設定がある。この効果がないとこのみさんは国を揺るがすほどの美女になってしまう…とか。

が、結果的にPの不在がこの後のトラブルをややこしくしていくのでした。マネージャーとかいないんですか

 

さて4th一行が遊園地に向かう車中。

亜利沙は桃子の子役時代の話をしてコミュニケーションを図ります。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第8話

桃子が子役時代に出ていたドラマ、『子役探偵桃子ちゃん』。主演かつ大人気ということでしたが、当の桃子の反応はあまり芳しくなく。その様子から何かを感じた亜利沙が下がる形でこのシーンは終わります。

☆桃子の子役時代:子役として人気を得た桃子。しかしそれと相関するように両親は不仲に。気を引くため現場でもワガママな言動を重ねた結果、干されてしまった。現在は祖母と暮らしている。

 

一方の大人組。千鶴がこのみにアイドルになった経緯を聞き、ついでにボロを出しています(いつもの)。ここでセレブ社交界とかわけのわからん事を言い出すのが実に千鶴さん。別に大学で経済学やってるとかでもいいだろ。

このみは事務員の応募を受けたところ、アイドルのオーディションに来たと勘違いされてスカウトを受けたと。

☆このときPは社長から面接を引き継いでいる。食えない社長のことなので、計画通りだった可能性も十分。

運命的勘違いから動き出す人生、同じような立場の千鶴は自分と重ねているのかもしれません。

☆千鶴はひょんなことからセレブを自称し、引くに引けなくなっている。

 

このあたりのやり取りから、4thメンバーはまだお互いのことをよく知らないし、十分に仲良くなっていないことが分かりますね。

うっすらと不安を漂わせながら向かった遊園地。その不安を反映するかのように、トラブルが連続して降りかかります。この世界のアイドルの聖地、いつも試練を与えてくるし設備はガバガバ。

 

 

 

大人として

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第8話

「そら(開演)してるわな~!」←すき

本当に開幕しているのか疑いたくなるような第一ステージを終えて意気消沈の6人。奈緒の元気も空回りといった感じ。こうしてみると奈緒はノリがいいからこそムードに流されるところがあるな。

ここまで原っぱライブやTeam1st~3rdのデビューが大成功を収めてきたことも聞いてくるわけですね。みんなみたいにキラキラしたステージを…と思っていたところで躓いてしまう。

それが意を決して未知の世界に飛び込んだこのみや、アイドルとして再起を図りたい桃子だからなおさら。

 

ここでTeam5thの育から連絡が。向こうは向こうでトラブル発生。

アバンでは育に”プロとして”色々教えていた桃子ですが、自らのチームが上手くいっていないこともあって励ましの言葉を送ることができません。

みんなも「精一杯やろう」と励まし合いますが、どうにも響かない。

”大人として”みんなを鼓舞していたこのみもいよいよ折れそうで、Pに連絡をするか迷う。でも向こうも大変そうだし…と戻ろうとした瞬間。

 

 

アイドルとして

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第8話

Pからの着信が。

そしてそれは、大人としてみんなをまとめるこのみではなく、アイドルこのみのための連絡でした。このみはまず一人のアイドルで、自分はそれを実現するプロデューサーであると。だから頼ってほしいと。

今回のトラブル、Pの見通しの甘さが招いたものも多かったと思います。Pとして未熟な部分が出てしまった。

そんな中でも、育のメールから事態に気づき、背負わせ過ぎてしまったこのみさんのケアをするところはPとして大きな仕事を果たしました。ミリアニは彼の成長物語でもあるのです。

 

8話のコンセプトは、大人として在ろうとするこのみや、子役時代を引きずっていた桃子が、アイドルとして羽化することなんだと思います。

Pからの連絡を受けて、”アイドルとして”挑戦することを決めたこのみ。そして、他の5人も本当はその機会を待ち望んでいたのでしょう。こうして、Team4thは観客を集めるためのチャレンジを進めるのでした。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第8話

今回のメンバー。未来のようなコミュ力と行動力を兼ね備えた怪物はいないんですが、輝ける場所があれば抜群に才能を発揮する面々なんです。

千鶴や奈緒のキャラクターは劇で存分に発揮されていましたし、準備では亜利沙の采配やロコの器用さが光りました。

そして桃子。彼女も元子役の桃子からアイドル桃子になったからこそ、かつての苦い思い出をステージに昇華することができた。そしてアイドルになっても、培ったものは無くなったりしないんです。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第8話

こうして大逆転の初ステージを終えたこのみたちは、シアターに戻ってPと再会します。

長かった一日。その積もる想いを「私をアイドルにしてくれて、ありがとう」の短い一言で説明する秀逸なラストですよ。この”アイドルにしてくれた”というのは名と実、面接の日と今日、2つの意味がこめられているわけですね。

 

 

と、いうわけで8話の内容はこれくらいで。劇パートも好きなシーン多いんだけど感想記事でそれ挙げてくとキリがないので!

けっこうガッツリこのみさんメインの回でしたね。この辺の出番格差については賛否あると思いますが、話の厚みを出すには誰かに焦点あてなきゃしょうがない部分もある。

 

次いで出番の多かった桃子。8話で彼女の活躍が多かったのは、4話で悪役(というほどでもないけど)になったことへのフォローもあるのかなと思います。

「一人離れて台本を読んでいる子役時代」だけでどのくらい伝わるは分かりませんが、辛いことも含めた色々な経験から原っぱライブへの反対意見を出していたことは新規の人にも汲んでもらえたと思いたい。

 

登場アイドル全員に出来るだけ均等に出番を用意したのが7話。レースのアンカーこそ海美が担いましたが、中盤までは10人が入り乱れていましたし、海美個人の何かが掘り下げられたわけではありません。

一方で8話はこのみと桃子の背景が主に語られ、そんな2人だからこそのストーリーが展開されていました。2人と比べるとTeam4の他のメンバーやTeam5は割を食った感があります。濃厚なドラマを作ろうとすると、全員を均等に出すことは出来ない。

この2人は人気が高いのもありますが、アイドルになるにあたってのドラマを持っているのが1話完結回において使いやすいという側面もあるでしょうね(というかキャラに入門してすぐドラマにたどり着けるから人気が高いのかも)。

7話と8話の構成は対照的で、どちらが良いとかは言い難いですね。中盤だからこそ色々試してみたんだとは思いますが。未来という軸がいなかったからこそ見えてきたものでもあります。

 

2期さえあればすべて解決するのでください!

 

 

次回はまた未来たちにスポット。先輩組も登場するようです。

【ミリアニ第7話感想】登れ断崖!繋げバトン!放てレールガン!

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第7話

ミリアニ第7話感想です。うんうん、これもまたミリオンだね。

 

※筆者は先行上映にてミリアニ12話まで視聴済です。先の展開をほのめかす・展開を知っている前提の考察等は本記事で行わないつもりですが、それでも気になる人はブラウザバック。

アニメ先行上映を除く、ミリシタや各種コミカライズで既に公開されている情報を絡めた解説については随所に入れていくつもりです。そういう事前情報ナシで楽しみたいよ!という人もブラウザバック推奨。一応、本文中では色を変えて感想とは区別できるようにします。

 

 

 

 

《各種用語》

ミリシタ→アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ”のこと。ミリオン2代目にして現在唯一稼働中のソシャゲ。【2017年~】

グリマス→GREE版”アイドルマスターミリオンライブ!のこと。ミリオン最初のゲーム。基本設定はミリシタに受け継がれているが今と異なるものもある。【2013年~2018年】

 

ゲッサンミリオン→漫画”アイドルマスターミリオンライブ!”のこと。ミリオン最初のコミカライズ。グリマス設定準拠。未来・静香・翼を中心とした作品。

BC/ミリオンBC→漫画アイドルマスターミリオンライブ!Blooming Clover”のこと。アイマス界最長のコミカライズ。ミリシタ設定準拠。可奈・志保を中心とした作品。

BNS→漫画アイドルマスターミリオンライブ!Brand New Songのこと。ミリシタ設定準拠。百合子・桃子・このみを中心とした作品。

 

アニマスTHE iDOLM@STERのアニメ。765プロのアイドル13人(通称765AS:オールスターズ)が登場する。ゲーム"アイドルマスター2"準拠。始めてプロデューサーの顔をハッキリ設定した作品でもある。

劇場版→アニマスの映画。765ASに加え、ミリオンライブから登場したアイドルが7人登場する。ミリアニは概ねこの作品の後の時系列と考えてよいが、一部設定が異なるパラレルワールド

 

 

 

Team2nd,Team3rd

海だー!の叫び声とともに登場したのは海美。そして環。

ニチアサなら一度はやっておかないとね、水着回

 

海にやってきたのはTeam2ndとTeam3rdのアイドル10名。Team1stに続いてのデビューイベントです。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第7話

☆右から莉緒、環、のり子、風花、海美、可憐、百合子、瑞希、恵美、琴葉。

Team2ndは瑞希、のり子、可憐、莉緒、そしてリーダーの海美。

高坂海美(CV. 上田麗奈):16歳の高校1年生。ほとばしるエネルギーが止まらない。バレエ経験者で、プロポーションもバランスが良い。

☆真壁瑞希(CV. 阿部里果):17歳の高校2年生。ポーカーフェイスの裏に溢れる想いがある。プロポーションは将来性の塊。

福田のり子(CV. 浜崎奈々):19歳の大学1年生。趣味はバイクとプロレス。年下組との絡みも多い頼れるパワフルお姉さん。私服では胸部がナーフされていたが今回晴れて解放。

篠宮可憐(CV. 近藤唯):16歳の高校1年生。プロポーションは見ての通りだがやはり自信はない様子。なのでパレオを着たのだと思われるが余計セクシーに。

百瀬莉緒(CV. 山口立花子):23歳の大人アイドル。頼れるお姉さんだが、セクシーを一部勘違いしている。危うくニチアサの範囲を超えるところだった。

 

Team3rdはリーダーの琴葉に、恵美、環、風花、百合子。

田中琴葉(CV. 種田梨沙):18歳の高校3年生。あだ名は委員長。真面目過ぎて逆に面白いくらい真面目。身長とスリーサイズはだいたい未来と同じ。

☆所恵美(CV. 藤井ゆきよ):16歳の高校1年生。仲間を大切にするギャル系アイドル。実は可憐に負けず劣らずのスタイルである。

☆大神環(CV. 稲川英里):12歳の小学6年生。自然に囲まれて育った野生味溢れるアイドル。こんな番組に出て大丈夫か?

☆豊川風花(CV. 末柄理恵):22歳の元看護士。今回のメンバーでは最大サイズ。恥じらう姿が最もファンを引き付けることを彼女はまだ知らない(莉緒も知らない)

☆七尾百合子(CV. 伊藤美来):15歳の中学3年生。インドア系文学少女だが、夏の限定ガシャで毎年のように水着で登場する。

 

両チームとも、活動的な子もいればおとなしい子もいて、年齢も幅がありますね。あえてバラエティーに富んだチーム構成にしているように思えます。

 

メンバー紹介を経て(個人のプロフィールがセリフでしっかり説明されるのはここが初めてかもしれません)いよいよスタート、なんですが。

 

この回ね。一か所だけ不満点があるんですよ。それはリアリティとかセットの耐久とかではなくて、のり子がボーイッシュアイドルだと紹介されているところです。

当方のり子Pの端くれですが、のり子がボーイッシュだと思ったことはないんですよね。確かにのり子は快活でパワフル、背も高くてショートヘア、趣味もバイクやプロレス、ガサツで男勝りな部分も多々あります。

でも私服は基本スカートで、スタイルも良い。可愛さへの憧れを(自分に似合う自信がないといいつつも)常に主張していますし、時折見せる悩みや恥じらいは乙女そのもの。むしろガーリーな側面の方が(少なくともミリシタをやっている範囲では)多いと感じるんですよね。

アニメ公式サイトのキャラ紹介はピッタリ合ってるんです。

福田のり子
CV 浜崎奈々
大好きなのは格闘技。姉御肌のサッパリ爽やか元気娘。

福田のり子 | アニメ公式『アイドルマスター ミリオンライブ!」毎週日曜朝10時放送中! #ミリアニ

これこれ。のり子を表すなら”姉御肌”とか”元気娘”なんですよ。

わかりますかねこの感覚。第2幕直後にパブサしたところ同じくボーイッシュ紹介にモヤモヤしてるのり子Pを散見したので間違った感覚ではないと思うんですけど。ただ周囲にもカッコいい系で通っているみたいだし、デビューイベント時の第一印象としてボーイッシュ要素が推されるのは間違いとは言い切れないか。水着も他の子に比べると動きやすさ重視って感じだからなぁ。というかもう少し可愛い水着を着せてくれてもいいんじゃないの。恥ずかしがったのかもしれないけどさ。そこは莉緒とかがちゃんと良い水着を選ぶように指導してくれないと。頼むよ莉緒。莉緒ーーー!

 

 

 

競争

始まったレース。なんとライブ&写真集は勝利チームのみ。

運動神経の良い海美や環、勝負事が好きな瑞希やのり子は燃えていそうだけど、運動が苦手な百合子や協調を好む琴葉にとっては悩ましいルールでしょうね。琴葉は真面目だからなんだかんだ全力でやるんだけど。

 

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第7話

ここ、「片方しかライブが出来ない」ことを亜利沙に解説させるのが上手いですね。製作に携わっているPが言うより、アイドル好きの同僚が言う方が不条理を受け入れやすい。

 

さて、アイドルたちは水上を進む。

この第7話、1~6話の雰囲気とはうってかわって昭和のバラエティのようなノリで進んでいきます。とはいえ、ミリオンライブにこういうぶっ飛んだイベントがあるのもまた事実なんですよね。今回を「頭ミリオン回」と評する感想をちらほら見かけましたが、こういう要素も全て回収しようとする変な真面目さこそ”ミリオンらしさ”なのかもしれません。

で、全部回収しようと思えば当然コイツも出てくるよな、チュパカブラ

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第7話

チュパカブラ:ミリシタに登場するUMA。気づいたらマスコット面していた。”Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~”という楽曲があり、今回の話もこれがインスピレーションになっていると思われる。

初見の方はいきなりこんなバケモンが登場して困惑したかと思う。大丈夫、ミリオンPもコイツにはずっと困惑している。

チュパカブラはいったん瑞希が撃退。今日一番の大仕事。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第7話

レールガンかな?

 

 

協力

続いてのポイントはターザンロープ。環、海美と怖いもの知らずの2人が進んだ後、名乗りを挙げたのが可憐でした。

前のシーンで別チームの恵美に助けてもらった可憐。今度は自分が…と勇気を出したところでロープが断絶。可憐はそのまま海へと落下していきます。

 

先ほどの話と関連して、装備やセットまわりの描写については気になった人も多いと思います。とにかく危ない危ない。

水着に裸足がまずケガの元だし、命綱もないし、ロープが切れるなんてあってはならないし。可憐が海に落ちた後のシーンも、いざというときは頼れるお姉さんである莉緒の良さは発揮されていますが、そもそも海に落ちた可憐を助けるのは莉緒の役目ではなく近くで待機しているべきスタッフの役目です。

なーんてマジレスも頭に浮かびながら観ていたんですが、あり得ない高さの崖が出てきたところで全てがどうでも良くなりました。

結局のところ、わざと大袈裟に描いているんですよね。気を使った描写にして場所は屋内プール、水着の上にプロテクター完備、周囲にスタッフが待機、現実的な高さのアスレチック…ってなるとアニメとしての見ごたえが無くなると思いますし。

加えて放送枠はニチアサですからね。海美の人間離れしたアクション然り、ニチアサの女児向けアイドル作品ならこれくらいの描写はよくある。ミリオンのぶっ飛んだ要素にニチアサの雰囲気が合わさって、なんだか劇場で見たときよりもすんなり頭に入って来たな。

あの異常な断崖絶壁はリアリティラインを下げていることの示唆で、製作サイドからの「分からず描いてるわけじゃないから大目に見てね」という主張なんじゃないかな~。受けいれられない人がいるのもわかるけどね。

 

それよりも、

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第7話

勇気を出してしまった可憐が挽回の機会なくリタイアになってしまったのがかわいそうなんですよね。ただ、実はこれも今回のテーマに関連しているのかなと。

 

第7話のテーマ、それは”繋ぐ”こと。

このあと、琴葉の提言で2つのチームが協力して進むことになります。競争によって発揮されるそれぞれの個性から、協力が生み出す未知の可能性へとシフト。

そもそも今回のイベントは、Team1stに続く2組のデビューだったんですよね。そして今回の結果が、次にデビューするチームへと繋がっていく。

可憐の勇気も、きっと琴葉たち次に続く子の勇気になって繋がった。

 

そうやって繋がれたバトン。最終走者は海美

海美の可能性を繋いだのが別チームの琴葉・恵美だったのが象徴的ですよね。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第7話

ここの海美、風の受け方とカメラの揺れ方も相まってめちゃくちゃオーラがある。
最後は3Dアニメの良さを存分に生かしたアクションとカメラワークで見事クリア。

ところでこれ、海美以外クリア出来たのか...?3rdでクリアできる子、身軽な環でギリってところか。

 

協力プレイのお礼は半分こ。ライブはTeam2nd、写真集はTeam3rdと。

youtu.be

ED曲でもある”海風とカスタネット”はミリシタ実装済み、YoutubeにもMVがあるから比べてみてね。ミリシタでは立ち位置による歌い分け変化と各自のソロも楽しめるぞ!!

Team3rdの楽曲披露は今後の話に期待ですね。

 

 

7話は初めて未来がメインから外れ、Team2nd,Team3rdのメンバー中心で話が進みました。ミリアニから入った人には新鮮だったかな?

アンカーこそ海美が務めましたが、別に彼女の背景が特別掘り下げられたというわけではありません。10人全員に見せ場を作ることが重視されていたかなと思います。ぶつかって高め合うのも良いけど、やっぱりみんなで一緒に登っていくのがミリオンの良さだなって。

”繋ぐ”というテーマで一貫した回でした。

ならロープはもっと頑丈に繋いどけ

【ミリアニ第6話感想】それぞれの強みと悩み

 


ミリアニ第6話感想です。

 

※筆者は先行上映にてミリアニ12話まで視聴済です。先の展開をほのめかす・展開を知っている前提の考察等は本記事で行わないつもりですが、それでも気になる人はブラウザバック。

アニメ先行上映を除く、ミリシタや各種コミカライズで既に公開されている情報を絡めた解説については随所に入れていくつもりです。そういう事前情報ナシで楽しみたいよ!という人もブラウザバック推奨。一応、本文中では色を変えて感想とは区別できるようにします。

 

 

 

 

《各種用語》

ミリシタ→アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ”のこと。ミリオン2代目にして現在唯一稼働中のソシャゲ。【2017年~】

グリマス→GREE版”アイドルマスターミリオンライブ!のこと。ミリオン最初のゲーム。基本設定はミリシタに受け継がれているが今と異なるものもある。【2013年~2018年】

 

ゲッサンミリオン→漫画”アイドルマスターミリオンライブ!”のこと。ミリオン最初のコミカライズ。グリマス設定準拠。未来・静香・翼を中心とした作品。

BC/ミリオンBC→漫画アイドルマスターミリオンライブ!Blooming Clover”のこと。アイマス界最長のコミカライズ。ミリシタ設定準拠。可奈・志保を中心とした作品。

BNS→漫画アイドルマスターミリオンライブ!Brand New Songのこと。ミリシタ設定準拠。百合子・桃子・このみを中心とした作品。

 

アニマスTHE iDOLM@STERのアニメ。765プロのアイドル13人(通称765AS:オールスターズ)が登場する。ゲーム"アイドルマスター2"準拠。始めてプロデューサーの顔をハッキリ設定した作品でもある。

劇場版→アニマスの映画。765ASに加え、ミリオンライブから登場したアイドルが7人登場する。ミリアニは概ねこの作品の後の時系列と考えてよいが、一部設定が異なるパラレルワールド

 

 

 

静香が抱える悩み

6話、正確には5話の引きから登場した静香のお父さん(以下静香父)。

「中学の間だけですが、よろしくお願いします」は、小さな一歩だけどアイドルへの道を歩みだしていた静香に、改めて釘を刺す言葉です。まあ、静香父は原っぱライブを”あんなこと”と思ったわけですからね。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第6話

と、言うわけでミリアニでも静香の抱える「アイドルは中学の間だけ」という背景が明らかになったわけですね。2話でのオーディションや、4話で原っぱライブの話が持ち上がった時に見せていた焦りはこのことが原因だったと。

ここ、はじめは未来が静香のことを上手く励ませないんです。そのあとPの言葉を聞いて顔が明るくなり、静香にも改めて頑張ろうということができた。根拠のない励ましはしない子なんですよね、未来。4話のやり取りを経てPへの信頼が築かれたことが感じられるのも良かったな~。

 

 

 

追加戦士たちの強み

6話では新たなアイドルが登場。5話で社長と話していた2人ですね。

 

まずは白石紬。凛とした佇まいに、長い銀髪が特徴の和風少女。

紬の魅力は何といっても一目でわかる美少女っぷり。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第6話

...のはずですが、既に面白い部分も見え隠れしていますね。「もしかしてあなたは」は勘違いや早とちりのイントロです。

Pとのやりとりでむすっとしたのを未来たちにあやされてるけど、この子17歳で周りは中学生なんだよな。

☆白石紬(CV. 南早紀):金沢出身の17歳。凛とした佇まいに真面目な性格だが早とちりや勘違いが多い。ミリシタではスカウトされたのにオーディションの練習をしていた。甘味が好き。

 

お次は桜守歌織グリーグ/『ペール・ギュント』第1組曲より「朝」の歌声を響かせながらの登場。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第6話

桜守歌織(CV. 香里有佐):音楽教室の先生をやっていた23歳の頼れるお姉さん。父親は自衛隊の高官で、次回予告の赤い点(レーザーポインター)はここから。朝に弱い。

この場面、”めっちゃ歌が上手い”ことを表現しなきゃいけない声優(香里さん)が大変過ぎるし、そのハードルを超えていくのも凄い。

 

紬と歌織さんはそのまま未来たちとレッスンへ。早くもその強さを感じさせた追加戦士組でしたが、ダンスレッスンに関しては未来たちに一日の長がありましたね。3人の成長が感じられて良い。

ただ、それで安心しないのが静香でした。良くも悪くもそういう性格。デビューの話もあって、冒頭で落ち着いたはずの気持ちがまた逸る。

 

静香は自主練で残ることになり、残る4人は帰路へ着いたのですが、そこで紬から衝撃の一言が。

「皆さん、寮はどちらなのですか?」

 

TO BE CONTINUED...(ドン!)

 

 

みらつむ・つばかお・しずしほ

紬のポンコツ発動...と言いたいところだけど、この件に関してはPの確認不足が大きいですよね。家は大丈夫だと言われたとして、住所は聞かないと。

結果的に紬は未来の家へ。翼は歌織と帰り途中にカフェへ、自主練後の静香の元には志保が来て、ここからは2人×3組で話が進んでいきます。やっぱりミリオンライブと言えばみらつむ・つばかお・しずしほ!

 

実際のところ、鉄板のしずしほに対して未来と紬、翼と歌織の絡みは珍しいですね。

 

みらつむルートは、紬が新しい生活への不安を吐露するという話でした。未来の家族にお世話になって、優しさを感じつつも寂しさを覚えるという展開。紬の家なし事件までは完全にギャグなのに、そこからの繋ぎが上手い。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第6話

紬に対して美人だからスカウトされて当然と褒めつつ、我が子可愛いもやってくれる未来のお母さん。両親ともアイドル活動を肯定していて、静香との対比でもある。

 

 

つばかおルートはカフェの落ち着いた雰囲気もあってか、双方が悩みを聞き合う構図でしたね。翼は静香の本気に触れ、自分はこのままでいいのかという気持ちが少しずつ芽生え始めている。歌織さんは他の子たちより年上で、新しい世界に飛び込むことに不安もあった。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第6話

歌織さんが”新しい自分に出会いたい”からアイドルになった話は、”静香のように強い憧れがないとダメなのか”と考えていた翼にとっていい指針になったでしょう。アイドルになる理由は人それぞれ。それは次の2人のやり取りにも繋がりますね。

 

 

自主練を終えて着替え終わった静香の元にやってきた、同じく練習直後の志保。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第6話

静香が先に終えたのは、先に練習を始めていたのもあるでしょうけど、真っすぐ頑張る志保たちを見て辛くなったのかもしれないですね。

静香もまた、志保に心の内を話していきます。真っすぐ自分と向き合えている志保たちは眩しい、自分は色々なノイズがあってそれが出来ない、と。

☆「お父さんに認めてもらわなくちゃ」で志保がピクッとするのは、彼女の父親が蒸発しているから。そのことで苦心してきた志保にとって静香の主張は甘えだと感じるかもしれない。

確かに静香の状況は恵まれているとは言えない。だけど静香以外の子たちがみんな悩みなくアイドルをできているとは限らないんですよね。真っすぐ向き合っているように見えた志保は、本当は色々なものを背負っている。

 

そんな志保にとって静香の言葉は言い訳に聞こえて...いえ、恐らく静香自身も薄々気づいているんでしょう、だから口に出した。志保もそれがわかったから発破をかけたわけですね。

志保に煽られて真っ赤になった静香。しばらくは目の前に集中していけるでしょうか。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第6話

ドヤ顔かわいい。

しずしほ、静香と志保の関係についてはもう少し別の記事で語りたいと思います。

 

 

Team1st、その人選

紬と歌織。この2人が原っぱライブで未来の手を取るシーンがありました。765ASのライブを見てオーディションを受け、一番最後に合格した未来が、新たな仲間にバトンを繋いでいたわけですね。

この”繋ぐ”という言葉はミリシタにも楽曲の歌詞にも頻繁に登場するミリオンライブのキーワード。そして、原っぱライブで生まれた想いは次の舞台にも繋がっていきます。

 

少し話を戻しまして。レッスンの終わり、Pがついにプロジェクトが始動することを伝えに来ました。その名も”ライブシアタープロジェクト(Live Theater Project)”。

☆ミリオンライブ最初のCDシリーズ"LIVE THE@TER PERFORMANCE”、通称LTPに頭文字を合わせていると思われる。

39人のミリオンスターズは数人からなるユニットに分かれて順次デビューイベントを行っていくとのこと。その先陣を切るTeam1stのメンバーは志保杏奈朋花、そしてリーダーの美奈子

 

この人選、一期生3人+既にファンがいる朋花となっていて最初のユニットとしては妥当です。ただし、あくまで一期生というのはミリアニにおける括り。第4の壁を越えた我々から見てどういう共通項があるのか考えてみました。

 

私なりの答えは「プロ意識」そして「サービス精神」です。

志保はアイドルという"仕事"に対するプロ意識が高い。

杏奈のスイッチオンも、自らの鼓舞だけでなく会場を会場を盛り上げる気持ちの表れ。

朋花はアイドルになる前からファンへのために何が出来るかを考えていたサービス精神の塊。

美奈子の他者への気遣いは言わずもがなです。

職業としてアイドルを見たとき、大事ことのひとつは”魅せる”こと。この4人はそれぞれ”魅せる”ことに強みを持つ子たち、ということなんじゃないでしょうか。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第6話

Team1stによって披露されたのは”Star Impression”。ミリアニ発の完全新曲!

静かに燃えるようなメロディーとバチバチのダンスが滅茶苦茶カッコいい。

静香を焚きつけた志保がここでちゃんと結果で示すのも良いよね。

 

最高のステージで、滑り出しは大成功。

でもこれはあくまで1stの色。それぞれ違う想いを抱えたアイドルたちが、異なる色を魅せてくれるでしょう。

 

 

と、いうわけで次のアイドルたちが魅せてくれるのは…水着回です!

【ミリアニ第5話感想】手作りでも、未完成でも、届けたい想いがある!


ミリアニ第5話感想です。

 

※筆者は先行上映にてミリアニ12話まで視聴済です。先の展開をほのめかす・展開を知っている前提の考察等は本記事で行わないつもりですが、それでも気になる人はブラウザバック。

アニメ先行上映を除く、ミリシタや各種コミカライズで既に公開されている情報を絡めた解説については随所に入れていくつもりです。そういう事前情報ナシで楽しみたいよ!という人もブラウザバック推奨。一応、本文中では色を変えて感想とは区別できるようにします。

 

 

 

 

《各種用語》

ミリシタ→アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ”のこと。ミリオン2代目にして現在唯一稼働中のソシャゲ。【2017年~】

グリマス→GREE版”アイドルマスターミリオンライブ!のこと。ミリオン最初のゲーム。基本設定はミリシタに受け継がれているが今と異なるものもある。【2013年~2018年】

 

ゲッサンミリオン→漫画”アイドルマスターミリオンライブ!”のこと。ミリオン最初のコミカライズ。グリマス設定準拠。未来・静香・翼を中心とした作品。

BC/ミリオンBC→漫画アイドルマスターミリオンライブ!Blooming Clover”のこと。アイマス界最長のコミカライズ。ミリシタ設定準拠。可奈・志保を中心とした作品。

BNS→漫画アイドルマスターミリオンライブ!Brand New Songのこと。ミリシタ設定準拠。百合子・桃子・このみを中心とした作品。

 

アニマスTHE iDOLM@STERのアニメ。765プロのアイドル13人(通称765AS:オールスターズ)が登場する。ゲーム"アイドルマスター2"準拠。始めてプロデューサーの顔をハッキリ設定した作品でもある。

劇場版→アニマスの映画。765ASに加え、ミリオンライブから登場したアイドルが7人登場する。ミリアニは概ねこの作品の後の時系列と考えてよいが、一部設定が異なるパラレルワールド

 

 

芋虫たち、準備の時

未来の言葉で目標を一つにしたアイドル37人。ですが落ち着く間もなくその日は迫る。

今回は突発開催のイベントなので十分な準備期間はありません。リミットは12日。

 

残念ながら全員がステージには立てません。練習時間も限られている上、他の準備が出来なくなるから仕方ないですね。

ステージに立つのは未来・静香・翼・百合子・星梨花・杏奈・まつりの7人。屋上組だ。

 

テントのデザインがロコによって考案され、それを見たジュリアは「武道館」を想起します。ここで初めて武道館というワードが出てきましたね。初見勢にはちょっと唐突だったかも?

☆武道館/ぶどーかん:ミリオンライブの原点であり目標。劇場の歴史は手づくりのぶどーかん(テント)から始まった。

 

ステージ組以外も、屋台の準備や出し物の練習を進めます。

メタ的にみると、3,4話で掘り下げられた子たちを話の中心に中心に置きつつ、顔見せだけだった子には特技や趣味を披露する場が用意されていて、めちゃくちゃ理にかなってますね。

 

準備は手作り、手縫い、泊りがけ。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第5話

ロコが早くも入眠してるのマイペースで好き。

みんながスッポリ寝袋に入っている絵はかなりシュール。でも、まだ成長中の芋虫だから不格好なのは当たり前なのかもしれません。

 

ここで未来がみんなに「ありがとう」を伝えます。ミリアニのありがとうの言い方好きなんですよね。丁寧で、心が籠っていて。

4話でも未来が想いを語る場面があって、みんなの心を動かしました。それが出来るのは…未来の言葉が響くのは、嘘や建前がないってわかるからだと思うんです。

そして未来の「ありがとう」は、オーディションのときPが見た光景に、ハッキリとした方向性を与えることになります。

 

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第5話

謎のアートを作っていたこともありましたが、そのおかげもあって(?)デザイナーとして信用されているっぽいロコ。描くのは…

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第5話

虹色の蝶。芋虫のやり取りでインスピレーションを得たと。
1話で未来が夢を見つける過程を暗喩していた蛹から蝶への羽化にもかかっています(実際は蝶のロゴありきで1話のシーンが描かれてるわけですが)

ロコは前衛的なアートが目立ちますが、実はニーズに合ったモノも作れるんですよね。

 

そこに未来の提案で、みんなのサインを描くことに。当日来られないメンバーの気持ちも一緒に乗せて。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第5話

こうして、朝日とともに”手作りのぶどーかん”は完成したのでした。

 

 

”原っぱライブ”当日!

そして開幕の時間。多くのお客さんが訪れているのも、アイドルたちの地道な集客活動ゆえですね。入口にブドウの缶が置いてあるのジワジワくる。

☆ブドウの缶:”ぶどうかん”というシャレ。実際に武道館ライブが行われた4thのBD特典映像でも使われたネタ。

 

まずはステージ組について。

新人で曲がないので、披露する曲は先輩ASのカバー。

その選曲はというと、なるほどWe Have A Dream。

...

We Have A Dream!?どっから引っ張って来てんねん。この作品、変態(いい意味で)が作っている。

☆We Have A Dream:765AS楽曲。もとはスロット機の稼働に伴って発表されたもの。

私はこの曲、昨年のSUNRICH COLORFULで知りましたね。

で、歌詞見てみると「私たちのこと知らなくてもこれから覚えてよね」「人数多いけれど それぞれがとても個性的で退屈しないよ」なんて今のシアターメンバーが歌うのにピッタリじゃないですか。この曲が製作されたときは13人だったのに、今や人数多いどころじゃないな。

ASの強い曲をサンプリングできるのはミリオンの強みだね。

短いMCとライブシーンだけど、未来のワクワクとか静香の緊張感がよく伝わってくる。「恋は禁止」で百合子が抜かれるの好き。

☆恋しますよ!:百合子の口癖。

 

音楽のリズムに乗って、外では茜が大立ち回り。茜ちゃんねる、イベントを映すぶんには良いだろうけど先輩アイドルの楽屋映像で得た収益で私腹を肥やして大丈夫か?

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第5話

茜ちゃんねる改め765プロちゃんねる:大丈夫ではありませんでした(6話次回予告より)。お目付け役律子の帰還により、茜の計画は無事阻止され、チャンネルは公式に召し上げられた。

 

このあたりはとにかくいろんなアイドルが出てきて流石に感想で全部は触れられないですね。

特に好きなところ↓

・(茜曰く)なんだかよくわからないオブジェの前でドヤ顔しているロコ

・運営としてちゃっかりPの隣を確保している琴葉

・茜を「おかねちゃん」呼ばわりする麗花

・美也(全部)

・ズッコケがコメントで「定番芸」扱いされている春香

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第5話

 

 

感謝のステージ

5話では新しく歌織と紬が登場しましたね。

桜守歌織(CV. 香里有佐):ミリシタからの新キャラ。音楽教室の先生をやっていた23歳の頼れるお姉さん。朝に弱いのが唯一にして最大の弱点。

☆白石紬(CV. 南早紀):ミリシタからの新キャラ。金沢出身。凛とした佇まいに真面目な性格だが早とちりが多い。甘味が好き。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第5話

紬、来た時は緊張していたのに気づいたらタコ焼きを頬張っているあたり、既に面白さの片鱗が見えているな。この2人の活躍はこれからですかね。原っぱライブはいい刺激になったみたいです。

 

 

日は暮れて、いよいよ最後のステージ。

手作りのステージに、未完成の楽曲。

それでもこのライブを開きたかった理由。その気持ちを真っすぐに伝える未来。

ともにステージをつくってくれた仲間に、見てくれるお客さんに、今日このステージがあることに。「ありがとう」を伝える曲。”Thank You!”。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第5話

☆Thank You!:ミリオンライブ第1曲目にして不動のテーマ曲。最初の曲が「感謝を伝える曲」であるというのがミリオンライブの持つ優しい雰囲気に繋がっている(突然の勝手な考察)。

音源の代わりにジュリアが弾くってのがいいよねぇ。ミリオンのライブに欠かせないファクターですからね、ジュリアのギター。

☆ジュリア(CV. 愛美):九州出身のロックなアイドル。高い歌唱力に加えギターも弾ける。意外と常識人でツッコミ側。中の人もリアルライブで弾き語りをする←!?

 

未完成だから音源も振り付けもないんだけど、真っすぐな想いが観客に、そして仲間に届いて…

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第5話

外で見守っていた仲間も思わず一緒に歌いだす。ここで最初に声を出すのが、自信のなかった可憐なのがいいよね。もう少し勇気があれば、自分もステージに立てていたかも。そんな想いもあるかもしれません。

最後は37人での大合唱。出来立ての楽曲をみんな歌えるのは、きっと未来たちが頑張る様子を見ていたんでしょうね。

 

 

こうして、楽しい時間は終わりを迎える。

現場大臣たちに解体されるステージや屋台を見て、寂しさを感じるアイドルたち。

準備段階は極力アイドルたちが作り上げているように描きつつ、最後にちゃんと裏方の活躍を見せる演出、本当に巧みだなと思います。

そんな中、未来は寂しさに同意しつつも、次の舞台を見据えていました。彼女の目線は、その名の通り常に未来を向いているんですね。

Pの言う通り、”原っぱライブ”は一歩目。本番のステージはこれから。だけど、踏み出した一歩目は必ず次の原動力になる。みんなそう感じた...はずだったけど。

 

 

楽しい時間に終わりを告げるものがもうひとつ。

「あんなことなのか、お前がやりたいのは」

静香のお父さんの登場です。

 

 

5話の感想はここまで。次回、静香のお父さんは何を語るのか。

【ミリアニ第4話感想】やってみたいを やってみよう

ミリアニ第4話感想です。アイドルがいっぱい...過ぎる!

 

※筆者は先行上映にてミリアニ12話まで視聴済です。先の展開をほのめかす・展開を知っている前提の考察等は本記事で行わないつもりですが、それでも気になる人はブラウザバック。

アニメ先行上映を除く、ミリシタや各種コミカライズで既に公開されている情報を絡めた解説については随所に入れていくつもりです。そういう事前情報ナシで楽しみたいよ!という人もブラウザバック推奨。一応、本文中では色を変えて感想とは区別できるようにします。

 

 

 

 

《各種用語》

ミリシタ→アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ”のこと。ミリオン2代目にして現在唯一稼働中のソシャゲ。【2017年~】

グリマス→GREE版”アイドルマスターミリオンライブ!のこと。ミリオン最初のゲーム。基本設定はミリシタに受け継がれているが今と異なるものもある。【2013年~2018年】

 

ゲッサンミリオン→漫画”アイドルマスターミリオンライブ!”のこと。ミリオン最初のコミカライズ。グリマス設定準拠。未来・静香・翼を中心とした作品。

BC/ミリオンBC→漫画アイドルマスターミリオンライブ!Blooming Clover”のこと。アイマス界最長のコミカライズ。ミリシタ設定準拠。可奈・志保を中心とした作品。

BNS→漫画アイドルマスターミリオンライブ!Brand New Songのこと。ミリシタ設定準拠。百合子・桃子・このみを中心とした作品。

 

アニマスTHE iDOLM@STERのアニメ。765プロのアイドル13人(通称765AS:オールスターズ)が登場する。ゲーム"アイドルマスター2"準拠。始めてプロデューサーの顔をハッキリ設定した作品でもある。

劇場版→アニマスの映画。765ASに加え、ミリオンライブから登場したアイドルが7人登場する。ミリアニは概ねこの作品の後の時系列と考えてよいが、一部設定が異なるパラレルワールド

 

 

すれちがい

劇場の本格始動が待てない未来は、”原っぱライブ”を考案。

さっそくアイドルたちの連絡用グループに共有します。

翼はいつも通り楽しさ優先で、静香も早くステージに立ちたい焦りから今回は賛成。止める者がいねえ!

 

と思ったら、一旦Pからの呼び出し。そう、この後のゴタゴタの前にちゃんとPの了解を得てはいるんです。これがあるかないかで結構違いますよね。

まあ本当に最低限ではあるんですけど。Pも社長やチーフに言われた”アイドルの自主性”をかなり気にしていて、未来や茜にビシッと言わないようにしている感じがある。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第4話

こうして一応の了承を得た未来たち3人がまず向かったのは前回も出番が多かった百合子のグループ。この一手は正しい。経験豊富な一期生+頼れる姫。実際に百合子たちは経験に基づいて具体的な議論を進めていく。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第4話

で、こうして落ち着いて考えてみると、課題が多くて出来ることと出来ないことがあるんだなってわかってきます。

ここに年少組や自信ない組も集まり、なんとなくですが百合子たちを中心とした、「やってみたいけど大変なことも多いよね」なグループができます。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第4話

☆木下ひなた(CV. 田村奈央):りんごのような丸いシルエットが可愛い道産子ちゃん。幼く見えるけど未来たちと同級生の14歳。北海道壮瞥町とリアルコラボした。

☆中谷育(CV. 原嶋あかり):765プロ最年少の10歳。子ども扱いされたくないお年頃で、ジッサイのところ年齢以上にしっかりしている。ミリシタでは劇中劇でとんでもない役を貰いがち。

☆大神環(CV. 稲川英里):ヒーローのレッドに憧れる12歳。幼少期を自然の中で過ごしており元気いっぱい、精神年齢は少し幼め。Pを「おやぶん」と呼ぶ。

未来たちもここに残って話を聞いていたらあそこまでこじれなかったかも?

 

P経由ではこのみたち大人組と、可奈たち仕事組に話が行きます。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第4話

矢吹可奈(CV. 木戸衣吹):歌が大好きな14歳。明るく元気な主人公気質だけど、未来と比べるとちょっと凹みやすいけど、すぐに前を向いて頑張るぞ。

北沢志保(CV. 雨宮天):クールな14歳。父親がおらず、家計を支えるためアイドルになった。静香と比べるとドライだけど仲間のことはちゃんと気にかけている。

☆松田亜利沙(CV. 村川梨衣):アイドルオタクのアイドル。長く伸びるツインテールが特徴の16歳。アイドルに詳しい他、撮影や動画編集でも光る技術を見せる。

二階堂千鶴(CV. 野村香菜子):セレブ(?)アイドル。不思議と家庭的な一面もある21歳。お母さん専属シェフが作ったコロッケを差し入れてくれる。

天空橋朋花(CV. 小岩井ことり):聖母(15歳←!?)。”子豚ちゃん”へ平等に愛をふりまくためアイドルになった慈愛の化身。天空騎士団という親衛隊がいる。

ここの可奈、表情コロコロ変わってめっちゃかわいい。仕事が入ってて落ち込む可奈を見て一瞬表情が曇る志保とかホント細かいところまで作り込まれてるなぁ。

☆かなしほ:かなしほは正義。

こっちも一期生や年長者、アイドルに詳しい亜利沙に聖母。Pから話を聞いたというのもあってスタンスは慎重ですね。

 

一方、から伝言を受けた組はとにかく話が大きくなっていく。

”お祭り”というワードが独り歩きし、既に準備を始める子も。

今回の騒動、まあ茜の暴走によるところも大きいんだけど、一応フォローしておくとそもそも茜からの伝言を受けた子たちは元々お祭り好きで「考えるより行動!」タイプが多いんですよね。海美、昴、奈緒あたりがその筆頭。この子らの伝言でもその都度話が曲がってるし。

 

それにしても、”4話で37人出す”という無茶を、ウワサがドンドン広がっていく様子とかけて自然に演出しているのが凄い。まあ、そうはいっても初見だと多いなとは感じるだろうけど。

 

事態はいよいよ収拾がつかなくなってきます。

それを暗示するかのように雨が降り、ロコアートが崩壊

ついにはP直々にストップがかかってしまうのでした。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第4話

なんなんこの美少女。この絵SSRでくれや(下敷きになったPから目を背けつつ)。

中の騒動とか知らずにひたすらロコアート作ってて、それが壊れて凹むロコ、愛しい。

 

 

 

はなしあい

Pによる召集で、リモート含め37人のアイドルが初めて集合。

未来の「みんなと会ってみたい」は、思わぬ形で叶うことになりました。

 

話を切り出したのはP。

ここでまず、自分がまずみんなと話さなければいけなかったという謝罪と、参加人員・時と場所が限られているという覆せない条件の提示をしっかりやっていたのが良かったですね。この後アイドル側の意見を聞くわけですが、先に抑えておかなければいけないことがあると。頼りなさそうに見えてちゃんとしている。

 

発案者の未来は黙ったまま。

未来は前向きで行動力があり、自分のことではなかなかへこたれない。でも人の気持ちに敏感で、こういう周囲とのトラブルになると普通に落ち込むんですよね。雨に濡れてビショビショなのもあって、未来の中の「失敗しちゃった」気持ちは相当大きくなっているでしょうね。

 

というわけで未来以外が順番に話していきます…が、いろんな立場があってまとまらず、余計に話がこじれてしまいます。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第4話

高山紗代子(CV. 駒形友梨):真面目熱血おさげメガネの17歳。大抵のことは根性で解決しようとするが、これには不安を払うためにとにかく目の前のことを頑張るしかないという心情もあり、4話ではこの面が強く出ている。

篠宮可憐(CV. 近藤唯):美形でプロポーションにも優れる16歳。周りが振り向くほどの美形にもかかわらず自己評価が低い。ド派手な服を着るのも臆病な自分を変えたいから。

紗代子が「今はレッスンを頑張りたい」と話した後のカット、周りの子が凄く遠く見える。グッとなる演出でした。

この辺、百合子は直前で紗代子や可憐の気持ちを聞いていたからパスを出して、桃子は紗代子が消極的に見えたから一緒になって声をあげて、志保は語気の強い桃子の主張に具体的な説明を足して、流れが反対に寄ったから今度は奈緒が未来を庇って...という感じでお互いをフォローしあっているはずなんですけど、結果的に溝が深まってしまっていて、胸が苦しくなりますね。

 

ここで、話し合いはいったん休憩。

視点は桃子へと移ります。

ところで話し合いの中で、シアター組でも年下である桃子が反対派の急先鋒になった理由は初見の人にどれくらい伝わっているんですかね。本編中では「元子役」くらいしか情報がないから単純にプロ意識の高い性格キツめな子だと思われるかな。テレビでは桃子のCMが流れてるので、それでどれだけ汲み取ってもらえるか。

まあ事情はさておき、桃子も言い合いになってしまったことを後悔しているわけですね。決してただのワガママな子じゃない。そして、そのことをちゃんとみんな分かっているんですよ!

桃子と話そうと、最初にやってきたのは瑞希

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第4話

☆真壁瑞希(CV. 阿部里果):ポーカーフェイスな17歳。感情を表に出すのが苦手だが、内には熱いものや面白いことを秘めている。手品やバトントワリングが得意。

桃子の「やりたくない」が単なる拒否ではなく「ちゃんとしたものをみせられないならやりたくない」であることを汲み取りつつ、手品の失敗を交えて「失敗するかもしれないけど、やってみないと分からないこともある」と諭す。完璧。

瑞希以外にもたくさんの子たちが集まっていて、様子を見に来たけど飛び出せない琴葉、それをさらにフォローするまつりもいて。

さっきはお互いをフォローしようとした結果、余計に揉めてしまいましたが、こんな風に上手くいくこともある。

 

そう、結局はただのすれ違いだったんです。

思えば、最初は文面で、それからはみんなバタバタしていて、未来の本当の想いは伝わっていなかったですね。

それなら、ちゃんと言葉にすればいい。未来と話すために、Pは3人の元へやってきた。そして始まる未来の独白。4話のクライマックスです。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第4話

未来が原っぱライブをやろうとした最初の理由は、「ステージに立ちたい気持ちがあるのは自分だけじゃなくてみんなも同じだってわかった」から。未来はみんなの願いを叶えたかっただけなんですよね。ちょっと先走っちゃったけど。みんなのためと思って始めたことが、みんなの輪を乱してしまった。やらない方が良かったのかな、が今の未来の心情でしょうか。

これに対してPは「色んな課題があるけど」と置いて、「アイドル(未来)がやりたいことを見つけてくれたことが嬉しい」「それを一緒に叶えていくのがPの仕事」と返します。これ、ミリオンのPとして100万点の回答だと思います。Pが一方的にプロデュースするんじゃなくて、アイドルたちが作り上げていく隣にPがいるのがミリオンライブなんですよ!

 

この会話は、翼の機転(マイクON)によってシアター中に伝わっていました。翼は自由人だけど、ちゃんと周りが見えているから揉めないし愛されるんですよね。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第4話

こうして、Pと未来は改めてみんなの前に立つ。今度は想いをちゃんと伝えた上で。

「何かをやってみたい」という気持ちはみんなが持っていた。だけど、その気持ちの大きさや、どうやってそれを実現するかというビジョンはそれぞれ違っていた。37人もいるんだから当たり前だよね。そんな中で”何でもあり”と言われても、それは不安の種にしかならない。

だけど今度は違います。「やってみたいことがあったら、やってみよう」と決めたから。言葉にするだけで、Pがそう言ってくれるだけで、心強さが全然違うんじゃないかな。

 

ここで真っ先に賛成してくれたのがリモートの可奈というのが良い。これで一気に空気が晴れましたね。劇場版で「時間がない」と言っていた志保が「まだ時間があるし」と言ってくれたのも嬉しいシーン。

今度の”何でもあり”は、誰にでもやれることがあるということ。不安そうだった紗代子や可憐も踏み出せそうですね。

最後は桃子がデレて締め。奈緒が飛びついてくるの好き。桃子と揉めたのずっと気にしてたんだろうなって。

 

 

というわけで4話感想でした。

37人の自然な登場+トラブル(未来曇らせ)からの結託を1話にまとめた手腕、ミリオンに触れたことがある者は誰もが驚愕するところだったんじゃないでしょうか。アイドルたちのやり取りが本当に自然で、この子ならここでこう動くだろうなっていうのがイメージ通りだったんですよね。

初見の人にはちょっと新しい子が多くて大変だったかな。まあ未来静香翼以外は色んな子がいるんだなくらいでも大丈夫です。また出番があるときは都度説明が入ると思うので。気になった子はぜひ調べてみてください!

本当は前回の感想まででプロフィール解説文載せてなかった子に全部つけたかったけど流石に無理だった。12話終わるまでのどこかに全員の解説文入るようにはするつもり。

【ミリアニ第3話感想】景色を、想いを、共有して

ミリアニ第3話感想です。アイドルがいっぱい!

 

※筆者は先行上映にてミリアニ12話まで視聴済です。先の展開をほのめかす・展開を知っている前提の考察等は本記事で行わないつもりですが、それでも気になる人はブラウザバック。

アニメ先行上映を除く、ミリシタや各種コミカライズで既に公開されている情報を絡めた解説については随所に入れていくつもりです。そういう事前情報ナシで楽しみたいよ!という人もブラウザバック推奨。一応、本文中では色を変えて感想とは区別できるようにします。

 

 

 

 

《各種用語》

ミリシタ→アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ”のこと。ミリオン2代目にして現在唯一稼働中のソシャゲ。【2017年~】

グリマス→GREE版”アイドルマスターミリオンライブ!のこと。ミリオン最初のゲーム。基本設定はミリシタに受け継がれているが今と異なるものもある。【2013年~2018年】

 

ゲッサンミリオン→漫画”アイドルマスターミリオンライブ!”のこと。ミリオン最初のコミカライズ。グリマス設定準拠。未来・静香・翼を中心とした作品。

BC/ミリオンBC→漫画アイドルマスターミリオンライブ!Blooming Clover”のこと。アイマス界最長のコミカライズ。ミリシタ設定準拠。可奈・志保を中心とした作品。

BNS→漫画アイドルマスターミリオンライブ!Brand New Songのこと。ミリシタ設定準拠。百合子・桃子・このみを中心とした作品。

 

アニマスTHE iDOLM@STERのアニメ。765プロのアイドル13人(通称765AS:オールスターズ)が登場する。ゲーム"アイドルマスター2"準拠。始めてプロデューサーの顔をハッキリ設定した作品でもある。

劇場版→アニマスの映画。765ASに加え、ミリオンライブから登場したアイドルが7人登場する。ミリアニは概ねこの作品の後の時系列と考えてよいが、一部設定が異なるパラレルワールド

 

 

 

原っぱ...ではなく

3話冒頭では社長からミリオンスターズの活躍の場である原っぱ...ではなく『劇場(シアター)』を紹介されます。765プロはアイドルへの先行投資を惜しまないのだ。人手は一向に増えないけど。

 

そんなシアターを彩る仲間たちが続々登場。

まずはロコ。シアターの横でロコアートを建造中。ロコはアニメで見てからより好きになったな~。愛らしさが凄い。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第3話

☆ロコ(CV. 中村温姫):本名は伴田路子、15歳の中学3年生。アーティスト気質で、自らの感性を大切にしている。ロコナイズされた口調で喋るのもその一環。

 

続いてまつり。白馬とともに登場。

☆馬での登場はゲッサンのオマージュ。

この時点ではメルヘン系のヤバい人かなという印象ですが...?

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第3話

徳川まつり(CV. 諏訪彩花):19歳、自らを”姫”と称するアイドル。その振る舞いの裏には努力と気配りがある。フィジカルはトップクラスだが本人曰く「妖精さんのおかげ」。

 

シアター内に入ると海美と昴がキャッチボール。昴はミリオンスターズを球団だと勘違いしてるのかな?

石川ミリオンスターズ独立リーグ所属のプロ野球チーム。ミリオンライブとは特に関係ない。

 

って流石に濃いわ!

未来たちとのやりとりの裏では茜が大暴れしていたし。

茜、アニメ化の恩恵を一番受けている。めちゃくちゃ動いてた。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第3話

野々原茜(CV. 小笠原早紀):16歳のウザカワ系アイドル。自己プロデュースの鬼でグッズを勝手に作り勝手に発注する。お目付け役・律子との掛け合いはほぼこち亀

 

シアターの子は大なり小なり個性があるとはいえ、よくこれだけ初見のインパクトが強い子ばっかり集まったもんだ。

この辺の静香の反応がいちいち真面目で面白いんですよね。アイドルならこれくらい個性的じゃないとダメなのかな...とか思ってそう。「そんなのあるんだ...!」って投げ込みなんてあるわけないでしょ!

そんな3話ですが、話の中心になっていくのは七尾百合子でした。

 

 

風の戦士は先輩風を吹かせたい

☆永吉昴(CV. 斉藤佑圭):15歳のボーイッシュ野球少女。オレっ娘だけど声が可愛い(主観)。左利き。4人の兄がいる。

☆七尾百合子(CV. 伊藤美来):15歳の文学少女であり風の戦士。妄想の世界に入ることがある。運動は苦手寄り。

 

3話で出番の多かった百合子。彼女は今回新しく登場した中では普通っぽい子という印象になるでしょう。もしかするとそれを強調するために個性派たちを多く出したのかもしれません。深堀りすれば百合子も他の子たちに負けない個性的な面が出てくるんですけどね。

 

百合子は先輩らしくしようと頑張るのですが、昴に出鼻を挫かれ、続くレッスンでも未来たちが思った以上に付いてきたので焦ります。もともと運動が得意なタイプではないんですよね。2回のレッスンを耐えきるあたり成長してるんですが。

レッスン後、未来たちのステージに立ちたい思いが強くなった一方で、百合子は未来にすぐ同意できませんでした。今のままでステージに立つのが不安になってしまったわけですね。

 

ここで百合子をフォローしたのがまつり。今回の裏主人公です。

 

 

凄いよまつり姫

3話ではまつりの魅力が隅々まで発揮されていましたね~。

まずは姫としての登場。続くレッスンでは、強いキャラの裏に気配りの上手さがあることをみせました。

建設業の方々にもこまめに差し入れを送っている様子。自分を姫として見てくれる人がいてこその姫。まつりはその努力を欠かさない。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第3話

それと関連して、まつりが見せたかった景色は建設中のステージ。アイドル以外にも頑張っている人がいるということ。だから焦ってはいけないということを、逸る未来たちに教えます。

これが百合子に対しても効果があったみたいですね。未来が落ち着いたことで話しやすくなった百合子は、まつりのパスを受けつつ(本当に隙がない)、自分の見せたいところに皆を連れていく。

 

それはシアターの屋上。ミリシタでも頻繁に登場する、大切な場所の一つです。

ここで百合子は自分の想いを綴る。ポエミーな言葉が様になるのも文学少女の魅力です。

景色を見ながらのやりとりで、ステージへのビジョンを、想いを共有していく。先輩後輩楽しみな子不安な子という壁が段々と無くなっていくんですね。

☆インストはLegend Girls‼のアレンジ。ミリオン最初のユニット曲で、歌詞もアニメの未来たちの状況にピッタリなのでぜひ聴いて欲しい。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第3話

「私のこと、百合子でいいよ」

百合子さんから百合子へ。”素敵な先輩”も捨てがたいけど、想いを共有してこれから一緒にやっていく仲間に壁はいらないという、百合子の新たな決意です。

未来→百合子の呼称を、先輩/後輩の垣根を越えて一緒にやっていくエピソードと絡めるのはホントにミリオンを隅々まで拾っていくつもりなんだなと思いましたね。

☆未来の他称はさん付け/ちゃん付け/呼び捨ての3パターンに分かれており、百合子は年上ながら呼び捨てされている。

 

百合子の感謝にすっとぼけたまつりで締め。自分以外の姫(アイドル)も立てられるまつりと、ちゃんとそれに気づいている百合子。

百合子の成長と、まつりの魅力が詰まった回でした。

 

 

 

そして再び原っぱへ

さて、ここまで百合子側にフォーカスしてきました。

未来はどうかというと...やっぱり待ちきれない。そしてこの待ちきれない気持ちが、自分だけのものでないこともわかった。

 

でもシアターの完成はまだ。じゃあどこで......ありました。

そう、原っぱです。

 

 

今回はここまで。次回はさらにたくさんのアイドルが出てきそうです。

【ミリアニ第2話感想】”アイドルになる”のはいつから?

ミリアニ2話の感想です!

 

※筆者は先行上映にてミリアニ12話まで視聴済です。先の展開をほのめかす・展開を知っている前提の考察等は本記事で行わないつもりですが、それでも気になる人はブラウザバック。

アニメ先行上映を除く、ミリシタや各種コミカライズで既に公開されている情報を絡めた解説については随所に入れていくつもりです。そういう事前情報ナシで楽しみたいよ!という人もブラウザバック推奨。一応、本文中では色を変えて感想とは区別できるようにします。

 

 

 

 

《各種用語》

ミリシタ→アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ”のこと。ミリオン2代目にして現在唯一稼働中のソシャゲ。【2017年~】

グリマス→GREE版”アイドルマスターミリオンライブ!のこと。ミリオン最初のゲーム。基本設定はミリシタに受け継がれているが今と異なるものもある。【2013年~2018年】

 

ゲッサンミリオン→漫画”アイドルマスターミリオンライブ!”のこと。ミリオン最初のコミカライズ。グリマス設定準拠。未来・静香・翼を中心とした作品。

BC/ミリオンBC→漫画アイドルマスターミリオンライブ!Blooming Clover”のこと。アイマス界最長のコミカライズ。ミリシタ設定準拠。可奈・志保を中心とした作品。

BNS→漫画アイドルマスターミリオンライブ!Brand New Songのこと。ミリシタ設定準拠。百合子・桃子・このみを中心とした作品。

 

アニマスTHE iDOLM@STERのアニメ。765プロのアイドル13人(通称765AS:オールスターズ)が登場する。ゲーム"アイドルマスター2"準拠。始めてプロデューサーの顔をハッキリ設定した作品でもある。

劇場版→アニマスの映画。765ASに加え、ミリオンライブから登場したアイドルが7人登場する。ミリアニは概ねこの作品の後の時系列と考えてよいが、一部設定が異なるパラレルワールド

 

 

 

準備をする卵たち

未来と静香の待ち合わせ場所は池袋駅

静香は埼玉住みなので、東京住みの未来と会うにはちょうどいいところですね。

 

時を同じくして、プロデューサーもまた翼と待ち合わせ。

池袋駅が迷宮であることに言及している+1000000点

 

急いでいた未来は再びプロデューサーとぶつかります。同じ相手と二度目の衝突、もしかすると2人の出会いが偶然ではないことの示唆かもしれませんね。

「すみませんでした~!」と謝って去る未来。元気系だけど礼儀正しいところすき。

 

OP明け、まずはPと翼のシーン。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第2話

☆スプーンを左手で持っていることから分かるように、翼は左利き。やはり天才タイプ。

翼のアイドルに対する元々の印象は「大変そう」。友達や兄との関係性からも、彼女が周囲から愛されて、苦労なく育ったことが伝わります。

そんな翼をアイドルに誘うにあたって、まず本物のライブを見せたPは流石の判断。後の描写の通り、ポテンシャルはめちゃくちゃ高い子なので。

翼の扱いはまだ不慣れな感じでしたが、熱意の伝わる良いシーンでした。

 

事務所に戻ると小鳥さんや美咲ちゃん、チーフPの姿が。実家のような安心感。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第2話

音無小鳥(CV.瀧田樹里):765プロ発足時からの事務員。ミリオン世界でも、グリマスまで事務員は彼女1人だった。彼女の母は高木社長が若手時代に担当したアイドルであり...コミカライズ5巻分の話になるのでこの辺で。

☆青葉美咲(CV.安済知佳り果たしていつ休んでいるのか...

新人Pをみんなして激励する感じ、中小企業だなぁ。

現状の合格者は35人。話しぶりから察するに、既に十分な人数が集まっていて、次回のオーディションを最後にするようですね。それはつまり、よほどの輝きを見せる必要があるということ。まあ受ける側は知る由もないことですが。

 

 

そんな未来と静香は公園で練習。

初心者の未来も、少しは慣れていそうな静香も、まだまだ周囲を驚かせるほどではないようで。流石の未来もちょっと落ち込む。落ち込むけど、落ち込んだままじゃないのが未来の凄いところ。

この辺で静香の家庭環境について描写が挟まれまして、静香が真っすぐアイドルを目指せなかった理由が父親にあることがわかります。春日家の前向きな雰囲気との対比が辛いね。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第2話

2人の練習は夕暮れまで続き、終わるころには周りの目を引くくらいに上達した様子。

 

 

またまた場面変わって本物のレッスン場。

一期生たちが現状についてお喋り。既に仕事が入っているみたいです。営業に行く子もいれば、特技を生かして人気を獲得し始める子も。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第2話

杏奈の「ゲーム好き」のように、キャッチーな特技がある子にまず仕事が来る、というのは現実にもありそう。先に合格した子たちもそれぞれ焦りや不安を抱えているわけですね。

☆可奈からのメッセージにあった「りっくん」は志保の弟。かなしほ最高。

 

 

 

劇場に集う戦士たち

そして迎えた当日。

☆会場は中野サンプラザがモデル。ミリオン1stライブが行われた場所。

オーディションの受付には事務員の小鳥さん・美咲ちゃんだけでなく、既に合格したアイドルたちの姿も。仕方ないんや、765プロもまだまだ経営大変なんや。

 

よく見ると、受付をやっていた子たちは確かに任されてもおかしくないメンツ。

このみさんは最年長で社会人経験がある。桃子は元子役でこちらもキャリア十分。琴葉は真面目でしっかりしてるし、海美は元気がいい。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第2話

高坂海美(CV.上田麗奈):バレエ経験者でフィジカル抜群の元気っ子。16歳の高校生。ピンク色の焼きそばを作る。

周防桃子(CV.渡部恵子):元子役でプロ意識が高い11歳。CMを見れば分かるけど背景が複雑。心を開いてくるとツンデレに進化する。

田中琴葉(CV.種田梨沙):18歳の高校生。しっかりもの委員長でお芝居が好き。Pへの愛が重くなってくると本領発揮。

馬場このみ(CV.髙橋ミナミ):24歳の765最年長アイドル。社会人経験あり。見た目が子ども過ぎること以外は頼れるお姉さん。免許証を常に携帯している。

いや、オチ要因みたいに扱っちゃいましたけど、海美も礼儀正しくて誰とでもコミュニケーションとれるからこの場に向いてますよね。

 

さてまずは面接、でしたが静香的には手ごたえなかったようで。喋れなかったというよりは空回りしたんだろうなってありありと目に浮かびます。

このあたりの静香の表情凄いですよね。落ち込んだところ以外でも常にこわばった風になってて。3Dでもここまで繊細にできるんだなって、劇場で見たとき感心しました。

 

ここに、実技試験の穴を埋める役として翼が登場。

デート云々でPに不信感を抱いてた静香と、ぽや~っとしてた未来で性格出てて好き。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第2話

飛び入りにも関わらず課題曲を完璧にやってのけ、それを見た静香はさらに曇る。

翼のダンスは合格組の中でも既に上位だからこのレベルじゃないと受からないわけじゃないんだけど、そんなことわからないし焦るよね。

 

オーディションは進み、観客席には続々とアイドルたちが集う。

「まだ終わらないのかな」とこぼす桃子と、「よかった、まだ終わってないみたい」と安心した美奈子の対比が印象的でした。

まあここまでに合格者はいないので、本当に退屈だったのかもしれない。

 

 

 

目覚めるアイドルたち

そしてついに未来と静香の番。課題曲は”Rat A Tat!!!”。

このパートは本当にキャストさんたちの演技が圧巻でしたね。下手にみせる演技。ブレスが思いっきり入ってたり声が上ずってたり。ダンスもバラバラで技術さんの凄さも感じます。始まる前の雰囲気含め、緊張感の表現が素晴らしかったです。

そんな中で静香が入りをミスし、転げ落ちるように乱れていく。このあたり、先行で最初に観たときはこっちまでしんどくなりました。2回目は一連の流れが好きすぎてこの辺でもニヤニヤしながら観てましたが。

もうダメかも...と絶望する静香の頭に最初に浮かんだのは父とのやりとり。

 

続いて、未来の言葉。

「私がもう、静香ちゃんのファンなんだもん。」

1人目のファンが出来たときが、アイドルとしての1歩目。「アイドルになれないかも」じゃない、静香は既に踏み出していたんですね。

それを自覚するのとほぼ同時に、未来と翼が背中を押し、物理的にも前へと踏み出す。始まる逆襲のソロパート。

自分じゃ気づかなかったんですけど、この前に未来と翼がアイコンタクトしてるんですね。細かいなぁ。

 

息を荒げながらも次第に力強さを増していく静香の歌。いや~最高でした。ここは余計な言葉なんて野暮ですわ。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第2話

この演出って静香(田所あずささん)のパフォーマンスに全幅の信頼を置かないとできないんですよね。歌で魅せることができる高い実力と、そこまでの信頼に至る10年の重みを感じましたね。

 

そして!ここで終わりじゃないんですね。

アイドルアニメといえばそう!固有結界です。

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第2話

 

心象風景の具現化はアイドルの必須スキルだからね。

プロデューサーだけに見えたビジョンかと思ったらアイドルのみんなにも見えてるみたいでちょっと笑っちゃいました。「私たち...!?」ってどういうこっちゃ!

あと他の方も言っていたんですが、この時点で未参加の歌織や紬がいるのジワジワくる。

 

39人によるパフォーマンスという幻覚を見たPは未来と静香に合格のサイン。そして同時に、アイドルたちが目指すべきビジョンを思いついたのでした。

 

 

2話の感想はこの辺で。やっぱり触れたいことに全部触れるとヤバい量になる。もう少し絞るか...

 

 

それにしても、

出典:アイドルマスターミリオンライブ!第2話

先輩組の風格が凄かったですね。完全に主人公チームを偵察して「今年はおもしれーのがいるな」とか言ってる強豪校じゃん。

2話が好きだった人はぜひアニマスの21話も見て欲しい。