トロプリ45話感想。最後の戦い、最後の選択。
おしながき
ラストバトル
先週ラストから。暴走したバトラーとの最終決戦。
意外にも、ここでバトラーを止めに入ったのがチョンギーレたち3人。
「魔女様はそんなこと望んでない」はプリキュアが言うよりもこの人たちが言った方が説得力ありますね。
そして「今一番やりたいこと」を語ったエルダからまなつへのパスがアツい。19話での交流などもあり、魔女側で一番まなつの影響を受けたのは彼女かも。
そしてプリキュアの再変身&魔女一味のカッコいい戦闘。
これは…OPで毎回流れてたけど本編で全然出てこなかった技じゃないか!
雑兵はチョンギーレたちに任せ、プリキュアはバトラーの方へ。
最大火力のマリンビートダイナミックを撃つも…効かず。まあお約束ですね。
5人は一筋の光も届かない、暗い海の底へ…
いや、ありました。一筋の光。笑っちゃうでしょこんなの。ピンチのときまでトロプリらしい。
パパイアの光を頼りに、トロフェスのことを語り合うまなつたち。
はい、プリキュアを見慣れている人なら分かりますね。「最終決戦の最中に日常のことを思い出して話すやつ」です。勝ちフラグ。
日常を取り戻して、まだまだやりたいことがある。精一杯トロピカるために、こんなところで終われない。
そう言って立ち上がった5人に呼応する、大地と海のリング。
しんみりした雰囲気はどこへやらな必殺技「プリキュアスーパートロピカルパラダイス」によってバトラーを浄化し勝負あり。
熱が出たときに見る夢みたいな技。先週、感動の和解を果たして消えていった伝説のプリキュアがこんな形でもう一度出てくるとは思わないでしょ。
しぶといバトラーは愚者の棺に自らのやる気パワーを全て注入。アクアポットがなくて危うくピンチというところでしたが、女王様が直々に運んできてくれました。グランオーシャンってそんな移動要塞みたいな感じなんだ…
最後で最大のやる気パワーカムバック。やる気パワーが多すぎて押し負けそうになるラメールをサマーが支えます。
これまではローラひとりの仕事だったけれど、最後は5人で。
最後の選択
かくして救われた、地上とグランオーシャン。
チョンギーレたちとも和解。彼らがなぜ魔女の部下になったかとか、もうちょっと掘り下げがあるかなと期待していましたけど、そこまでやるには尺が難しいか。
悪いことをしたとはいえ、バトラーにもちゃんとやる気を返すのかな、と思ったら返さず、そのまま消失。
最後の方の魔女やバトラーはやる気に満ち溢れて破壊活動をおこなっていたので、やる気があれば何をやってもいいわけじゃないというちょっとしたメッセージなのかも。
「終わったな」と締めようとしたあすかに、「まだ終わりじゃない」と返すローラたち後輩's。そう、むしろこれからが本番なんですよね。それを守るために戦っていたわけですから。
ここでまなつでもなくローラでもなくあすかに単独カットがあったの、上手く言えないけどなんかいいなぁ。(感想記事なのにそんなんでいいのか?)
そして大詰めを迎えたトロフェスの準備。
いまや引っ張りだこのトロピカる部を中心に着々と進んでいきます。
そんなトロピカる部の出し物である演劇。
みのりが考えた演劇のラストは「今のまま、みんな仲良くいつまでも暮らしました」。うーん、今後の暗示だとすると逆フラグにしか思えないですがどうか。今のまま、ってフレーズが引っ掛かるんですよね。
トロピカ卒業フェスティバルということで、最後の祭りが終わったにはあすかも卒業、部活も引退ということになります。寂しいですが、あすかとはまたいつでも会えるでしょう。
あすかの卒業よりも、自分が先輩になる響きの方に惹かれちゃっとる。
問題なのはもう一つの別れ。いえ、まだ別れと決まったわけではありませんね。
トロフェス前日の夜、女王様と話すローラ。
なんとグランオーシャンの都合で明日には遠くの海へと旅立たなくてはいけないと。
ローラの道は2つ。
グランオーシャンに戻って女王になること。この場合、人魚の掟によって地上での記憶は失われることになるでしょう。
もうひとつは地上に残って人間として暮らすこと。まなつたちとはずっと一緒にいられますが、女王になるチャンスも失われ、恐らくはグランオーシャンにも戻ることが出来なくなるでしょう。
人魚の掟がありながら、2つ目の選択肢も示してくれた女王様の優しさを感じますね。
さて、ローラがどちらを選ぶのか。トロプリという作品を締めくくる大きな選択。
個人的な予想としてはみのりの書いたシナリオや女王様がわざわざ地上に残る選択肢を提示したことが逆フラグっぽいので女王の道を選ぶんじゃないかと思いますが、ここまで来たらローラの選択を見守るのみです。大事なのはどっちを選んだかではなくどう選んだかだと思うので。
ただ一つ確信を持って言えることがある。来週は絶対ローラが歌う。はず。