トロピカル~ジュ!プリキュア36話感想。
めちゃくちゃ重要な回。情報盛りだくさんで終始ニヤつきながら見てた。
おしながき
夢
悪夢で目覚めたまなつ。
夢の内容は、大地のプリキュアが後回しの魔女と戦っているというもの。これまでハッキリしていませんでしたが、大地のプリキュアが活躍した時代から魔女はいたということでしょうか。時系列についてはまだまだ分からないことが多い。
その一方で、夢かと思ったら現実だったのが女王様からの連絡。
曰く、グランオーシャンの人々のやる気が戻りつつあるのでプリキュアたちを呼んで労いたいとのこと。
まあ、怪しいですよね。
プリキュアシリーズを見ている人からすれば、こんな途中で復興するわけがないことは分かります(?)
とはいえミラー越しに女王様が顔を写しての連絡、まなつたちには疑う理由も薄いので迷いなくグランオーシャンへ。とにかく楽しみが勝っている感じ。
ローラの案内で辿り着くと、盛大な歓迎ムード。
おとぎ話で見た、夢のような情景に感動するみのりが可愛かったです。
ローラも早い復興にこみ上げるものがある様子でした。
女王様の目的
ローラ一行は女王様のもとへ。労いの言葉と料理のもてなしを受けるものの、どこか様子がおかしい。
まず、くるるんへの対応。近づいたくるるんが首を傾げていたのは、普段なら頭を撫でてくれるからでしょう。くるるんは撫でられるのが好きですからね。
女王様の目的は、大地のリングと対になる海のリングの探索でした。グランオーシャンのどこかにあるので、呼応する大地のリングを使って探してほしいと。まあここは理にかなってますね。
でも、プリキュアが戻ってきた後の反応がどう考えてもおかしい。
くるるんに全く関心を示さず、まなつたちが摘んできた実を汚い呼ばわり。しまいにはリングとコンパクトを出せと。
初対面のまなつたちはともかく、ローラの目は誤魔化せませんね。
1カメ2カメ3カメ。
露見した女王の正体はヌメリー。もうちょい頑張ろうや。言うはずがないだろうそんなことを、女王様が。ヌメリーは女王様のことをよく知らないんだろうか。
そして復興したグランオーシャンは幻。実際はちょっとずつ戻っていたようですが、再び蹂躙したと。最近は緩かった魔女一味もここにきてガッツリ悪役ムーヴかましてきました。
魔女一味はさらにタコを媒体とした超ゼッタイヤラネーダを召喚、コイツが超ツヨイ。
ピンチに陥るプリキュアたちでしたが、ローラの想いが呼応してついに海のリングが出現…!
したところでバトラーが登場し、リングを掠め取る。
ここまで彼の計画通り。策士っぷりがついに発揮されましたね。
プリキュアの想いが起こす奇跡を利用したバトラーの作戦、カワリーノやジョーカーに並ぶえげつなさかも。
グランオーシャンを守る壁が破壊されてプリキュアたちが流されたところで今回は終了。久々の回跨ぎとなりました。
女王様の正体があっさりバレたあたりではいつものプリキュアだなと思っていたのですが、そこからの展開と情報開示がめちゃくちゃヘビーでしたね。ここからは新たに分かった謎について。
多くの謎
今回は物語の根幹に関わりそうな謎が多くありました。
まずはヤラネーダの媒体について。生物をヤラネーダに用いることはこれまで禁止されていたとのこと。
その理由は強すぎて制御しづらいというもの。事実、タコヤラネーダの強さにチョンギーレたちも納得していたみたいですが、どうもそれだけではないような気がします。
さらに、くるるんが見つけた囚われた女王様とグランオーシャンの人々。
記憶を吸い出す装置によってグランオーシャンの幻を作り出していたとのこと。仰々しい装置まで用意してえげつない作戦だ……
って、記憶を吸い出す装置は元々そこにあったらしい。えぇ…
ここにきてグランオーシャン側にもキナ臭い匂いがしてきました。
こうなってくると、今回明らかになったローラの出自(人魚は貝から産まれる)も本当か怪しくなってくるような。やっぱり両親いるんじゃない?
本当は女王様と血縁だけど、試練のために忘れさせてるとかありそうな線。女王様の名前をローラは知らなかったっぽいし。
というわけで序盤の夢も含めて新たな伏線盛りだくさんな回でした。
トロプリはこういう重たい設定開示が少なかったのでびっくりしましたね。
来週は海のリングの必殺技が出るでしょうし楽しみ。