トロピカル~ジュ!プリキュア42話感想です。
めっちゃ遅くなったので43話と同時に投稿です。
おしながき
トロフェスの準備
校内はトロピカ卒業フェスティバルの準備で盛り上がっています。
生徒会、天門部、放送部といった面々が再登場。メタ的に言えば、クライマックス前の顔見せですね。新生徒会長の一条さん、大物っぽくなっている。
こうしてみるとネームドのキャラクターが増えたなぁ。
百合子にも認められ、今や全校に広がった「トロピカる」という概念。これまで積み上げてきたものを改めて実感。
部室に戻ると、みのりが頭を抱えていました。
産みの苦しみを味わっているみのり。
ラストシーンをより面白くするために悩んでいるとのこと。
劇のストーリーは、まなつたち5人のこれまでを台本にした形。伝説の灯台で永遠の友情を誓うというのは今後の展開の暗示っぽいですね。
劇の練習
劇の練習に臨む5人。
芝居がかり過ぎのローラと、どこか棒読みっぽい4人が面白かったですね。
休憩中、「この町に来て、みんなに出会えて良かった。」と、思わず本音を口にするローラ。とても自然に出た言葉は、先ほどのお芝居と対照的ですね。このシーン、バックで”なかよしのうた”が流れているのも良いんですよ。
普段のローラがここまで素直に気持ちを言うことはないので、残念ながら劇のセリフ練習だと勘違いされてしまいます。ローラ自身も誤魔化してその場は終わったのですが…
まなつは誤魔化すローラの表情になにかを感じたみたいで、家に帰ってからローラに尋ねます。「ローラは女王様になったらグランオーシャンに帰っちゃうの?」
少し元気のないまなつを励ますように、「女王になっても会いに来る」と返すローラ。
けれど、2人の間には、意志だけではどうにもならない「人魚の掟」があります。
私が女王になったら掟なんて変えればいい、心配ないとまなつに語り掛ける様子は、ローラが自分自身に言い聞かせているようでもあり。
そして、口にはしませんでしたが、「掟が絶対というのであれば、私は…」の先に続く言葉が、まなつたちと地上に残るという選択を意味するものだったとすれば…これまで、どんなことがあろうと女王になる夢だけは曲げてこなかったローラにとって非常に大きな変化といえるでしょう。
さっきの”永遠の友情を誓う”のが展開の暗示であれば、やっぱりローラはグランオーシャンに戻るんじゃないかとは思いますけどね。
バトラーの動機は?
地上最大の生物、クジラのヤラネーダを使って大規模なやる気パワー回収を始めたバトラー。
そのバトラーから、魔女についての新たな事実が語られました。
あとまわしの魔女はかつて”破壊の魔女”と呼ばれていたこと。
その当時から既にバトラーは魔女に仕えていたこと。
この事実を合わせると、バトラーは裏切りの黒幕というよりは、かつて起きた破壊に魅せられ、それを再現しようとしているのかなと思いました。バトラーは魔女を利用しているように見える一方、昔の魔女を「素敵だった」とも言っており、魔女が破壊→あとまわしへと変わってしまった経緯にバトラーの動機もありそうなんですよね。
まなつがクジラヤラネーダに取り残されたまま、バトラーは深海へとリターン。
次回はまなつを助けるところから。いよいよ最終決戦の様相です。
なぜかすでに投稿されている43話感想→
【トロプリ43話感想】それぞれの記憶の物語【トロピカル~ジュ!プリキュア】 - えのメモ-プリキュア感想とか、ミリオンライブの話とか