今週は豪華2本立て!23話の方もお願いします。
先週忙しかったんです。すみません。
おしながき
洞窟探検
島の長老、とみ婆のところへ話を聞きに行ったまなつたち。
とみ婆によると、まなつの知る「海賊の宝」の逸話はもともと「人魚の宝」だったそう。人から人へ伝わる間に、他の話と混ざってすり替わったというところでしょうか。「人魚の宝」なんてあまり聞かない話ですからね。
思わぬところで人魚と関連してきましたが、とにかく当初の目的のひとつだった洞窟へ。陽も落ちてきて夕方に。トロプリ、ほんと夕日が好きね。
覚悟を決めていざ洞窟へ、と意気込む4人の横で入場料を払うまなつ。まあ、いくら田舎とはいえ人の住んでいるところにはなかなか未開の場所などないものです。
さて、洞窟探索の途中、ローラだけが別の道へと迷い込んでしまいました。4人はヌメリ―と交戦になり、新たな敵ゼッタイヤラネーダに苦戦。4人の最大火力であるミックストロピカルも通用せず。
邪魔はさせないわよ、なんて迫真の表情ですが、さっさと夏休みに入りたいだけである。
人魚の宝
一方のローラ、香りにつられて向かった先には不思議なブレスレットと杯(さかずき)が。ローラはブレスレットの方を手に取り、心地よい香りのもとを突き止めます。
まなつたちのもとへ合流したローラはキュアラメールに変身。ブレスレットは光り輝き「パフュームシャイニーリング」へと変化。
「プリキュア・オーシャンバブルシャワー」によってゼッタイヤラネーダを倒すことが出来ました。4人の技で倒せないところをローラ単独で倒すとはなんたるパワー。さすが人魚の宝。
ゼッタイヤラネーダが暴れたせいで、貴重な観光資源洞窟が崩落、海から流れ込んだ水がまなつたちを襲います。4人は逃げられましたが、途中で躓いたローラは…というか今回ローラはぐれ過ぎじゃない??
しかしそこは人魚であるローラ。濁流の中を巧みに泳ぎ、月夜へと舞う。
その姿を見ることが出来たとみ婆は長年の夢の成就に喜び、子どもたちはこの光景を伝えていくことを誓うのでした。
今回は、”人魚としてのローラ”に重きが置かれていたんじゃないかなと思います。人魚の宝はローラだからこそ見つけられたものだと思いますし、濁流を切り抜けるのも人魚だからできたこと。そして人魚としての姿が島民たちに伝説の光景を見せた。
ローラが人魚であるからこそ起きた奇跡。彼女が人間でもあり人魚でもあることの重要性が強調された1話でした。
バトラー
さて、最後にバトラーの話をして終わりましょう。
愚者の棺は魔女だけでなくエルダ達の願いも叶える。バトラーはそう説明している。しかし、腹の中に何かを抱えていそうなバトラーが本当のことを言っているのかというと怪しい。それがエルダ達3人を欺いているのか、あるいは魔女すらもなのかは分かりませんけどね。
彼の話によると、魔女よりも前に愚者の棺を開けようとした者がおり、それを阻止しようとした人魚がいたとのこと。
あり得そうな線としては、愚者の棺を開けようとしたのがバトラー自身であり、それを人魚に妨げられたため今度は魔女の一味を利用している、というところでしょうか。彼一人がずっと生き残ってきたというのは、言い伝えによって歴史を繋げている人間たちとの対比にもなりますし。
と、ここまで予想はしてみましたが、私のトロプリ予想は大体外れているのであんまり当てにはならないと思ってください。作風からして、意味深な表情がただのミスリード、バトラーもそんなに悪いヤツじゃないというオチもゼンゼンアルンジャネーノと思います。
まあ変に固くならず気楽に楽しんでいきます、というところで22話はここまで。