トロピカル~ジュ!プリキュア39話感想です。
さんごの答えは。
おしながき
オーディションを受けた理由
雑誌モデルのオーディションを受けることにしたさんご(とローラ)。
さんごは32話でファッションショーのモデルを経験して、コスメではなくそっちの道に進むんじゃないかとも言われていましたね。
さんごがモデルに応募したのは、好きなものに向かってキラキラしているみんなを見て「自分が本当に好きなものはなんなんだろう?」と考えたことがきっかけ。
まなつも「さんごだって凄い」ってフォローするんですけど、さんごはそれが”本物”かどうかを確かめたいんですよね。
自分もキラキラしたい、心からトロピカりたいという想いから、なんであれ自分で選んだ一歩を踏み出したかった。先週のあすかのように。その中でもモデルを選んだのは、やっぱりファッションショーでの経験が大きそうです。
さんごの本当に好きなものは?
宛先を書かずに書類が受理されなかったローラをよそに(誰か出し方を教えてあげなさい!)、さんごは審査を順調に通過していきました。
三次審査、面接の本番。まなつたちに送り出されて会場に入っていきます。ローラ、「私の分も勝ってくるのよ」は書類が戻ってきた人のセリフではないぞ。
緊張もなく粛々とメイクを進めていくさんご。メイクが大好きなことに加えて、プロの現場を経験したことが生きている気がしますね。
一方で、周りにはメイクに自信が持てない子もいました。
泣き出してしまった子に、さんごはメイクをします。天使かな?リップを塗ってあげる様子はまなつリスペクト。
すると他の子もさんごにメイクを頼んできます。優しいさんごはこれを全て受け入れて大忙し。それでも、メイクを終えたさんごが溢したのは「楽しかった」という言葉でした。自分も面接があることを忘れるほどに。
その後の面接でも、「やりたいこと」を話すときにメイクをしてあげたときのことがよぎったり、自分の合格が発表されたときもメイクをしてあげた子が落ちていることが気になったりするのでした。
オーディションとプリキュアを経て
審査員を務めている山辺ゆなさんに誘われるさんご。他の応募者にみられたら問題になりそう。ゆなさんはどうやら面接でさんごの迷いを感じとったようです。
色々と話した後、さんごは最後にこんな質問を投げかけます。
「女優さんのお仕事、好きですか?」
文字だけみるとさんごの気持ちがモデルに傾いているようにも見えますが、あとから見れば違うことが分かる。これは気づき始めた”自分の好き”を信じることが大事だということを確かめるための問いなんですね。
プリキュアの戦いを通して…守ること、守ってみんなを支えることが自分の役目だと感じたさんご。自分の役目を強く認識したことで、戦闘ではより多く、より大きなシールドが出現しました。
通じて、自分が人前に出るよりも、自分の可愛いを伝えることでみんながもっと可愛くなることこそが嬉しいし楽しい…自分の”好き”なんだと気づくのでした。
終わってみれば、最初のさんごの夢に戻ってきたような感じ。でも、さんごが様々な経験をして、悩んだ末にこの答えに辿り着いたことが重要なんですよね。
と、いうわけで先週のあすか回に続いてさんご回でした。来週はみのり回、小説について掘り下げ。それぞれの課題が解決していくといよいよ終わりが近いんだなあと感じます。トロプリラストスパート、しっかりとみんなの行く先を見届けたいですね。
私の感想もなんとか最後まで走り切っていきたい。
まなつ「さんごは髪サラサラ、おめめパッチリ、お肌ツルツルで可愛い」
わかる。お肌ツルツルかどうかは画面越しじゃわからんけど()