【トロプリ28話感想】耳まで真っ赤になったり、心臓が爆発しそうになったり【トロピカル~ジュ!プリキュア】
トロプリ28話感想です。みのりのこれまで。
おしながき
文化祭準備
夏休みが明けて、あおぞら中学校は文化祭の準備期間。
トロピカる部は「あおぞらメイク教室」。市名の”あおぞら”と、屋根のない屋上という”あおぞら”が掛かっていて良い名前。
みのりは裏方志望。人前に出るのが苦手という理由ではありますが、本を読んで情報収集したり立案したりと裏方のスキルも実際高いんですよね。
一方、みのりの様子を気にかけていたローラ。
最近の様子から、文芸部に戻りたがっているのではないかと推理。クラスメイトの先輩に、みのりの過去について尋ねるもののハッキリとした情報は得られず。
ここのローラ、みのりが文芸部に戻りたいのではないかと疑ってはいるものの、それについてどうこうしようとはしていないんですよね。止めようとしていたのか、それともみのりの意志で戻るなら尊重しようとしていたのか。後の描写には無かったですがちょっと気になりました。
文化祭当日
文化祭当日。放送部の取材を受けることになっていたトロピカる部でしたが、まなつとローラはクラスの方の出店に駆り出されてしまいます。さんごはメイク担当ですしあすかは会場のとりまとめ。
仕方ないので断ろうか、というところで手を挙げたみのり。
準備では自ら裏方を希望したみのりでしたが…メイクアップして生放送に参戦。
メイク教室をしているのでインタビューを受ける人がメイクをするのも当然と周りの人は思ったでしょうが、みのりにとってはそれだけでなく自分を奮い立たせるという「勇気のメイク」という意味が込められています。
この「勇気のメイク」を教えてくれたのはまなつ。4話では断ろうとしているうちにヤラネーダが来てできず終いだったんですよね。それを今回は自分から進んでしているのでみのりの進歩が感じられます。
文化祭の後
放課後、「なんで文芸部、辞めたの?」というローラの問いに答えるみのり。
4話で示唆されていたように、原因は「書いた小説を酷評された」ことにありました。
ただ、みのりが小説を書けなくなったのは酷い言葉をかけられたからというより、かけられた言葉の全てが刺さってしまったからなんですね。「ありきたりな設定」「自身の経験が反映されていない」といった指摘はみのりにとってその通りだと思わされることばかりだったと。
まなつは「そんなことない、トロピカってた(面白かった)」と言っていましたが、みのりの悩みは面白いかどうかではなかった、とも言えます。
そんなみのりは「でもね」、と一呼吸おいて、トロピカる部での日々やプリキュアとしての日々について語り始めます。
みんなと過ごす中で、今まで目を向けてこなかったような様々な経験をしたみのり。今を楽しめるようになったとみんなに感謝を告げました。
自らの成長によってトラウマを払拭したみのりは再び物語を書くことができるようになっているのかもしれませんが、今回そこまで言及しなかったのは過去の清算でなく今を楽しむことが本話、そしてみのり自身の主題だからなんじゃないかと思います。あとは文芸部の先輩のことを悪い人にはしないけど正当化もしないみたいな意味もあるかもしれません(成長のために必要だった、とするには言葉や対応がキツいような気がするので)。
まあ今週はこんな感じですかね。4話で保留されていたみのりのメイクが回収された28話でした。
あとさんごが可愛かったです。プリキュアのメイク描写は年々自然になってて進化を感じる。
メイクボックスくん、やたら強調されてたけど来週おもちゃ化アイテム化しそうだね。