【ヒープリ17話感想】若若女将は中学生【ヒーリングっど♡プリキュア】
今回はちゆのお話。なんだか久しぶりのような気がする。
旅館の長女であるちゆ。
家が旅館だから自分もいずれは女将になる、そう話すちゆの笑顔はなんだか硬いです。
彼女の表情が最後にどうなるのか。未来の女将を目指す若若女将の奮闘を見ていきましょう。
おしながき
女将と若女将と若若女将
さて冒頭、旅館の様子。
お客様ひとりひとりに沿った、女将のおもてなし。
お母さんも外国人観光客の方に対して覚えたての英語であいさつ。
相手に沿った接客。これが旅館「沢泉」のやり方なんですね。新しい客にもリピーターにも愛される秘訣。
ちゆも2人の接客の意味を頭では理解したと思うのですが、エミリーちゃんに対していつも通り「いらっしゃいませ」とあいさつしてしまっているあたり、型にはまった接客から抜け出せていないように感じました。
ちゆは続いてエミリーの家族を町の名所に案内しますが、そこでもエミリーは不満げ。
ここもやっぱりマニュアル通りという感じなんですよね。
エミリーがどうしたら笑顔になるか、ちゆは悩む。それが前半までのお話。
寄り沿う、自分なりのやり方で
のどかたちとのやりとりを経て、「相手のためのおもてなし」を思い出したちゆ。
走り出したちゆがとった行動は、エミリーと直接話してみる、ということでした。
自分はまだ未熟だから、女将のように相手を観察するだけで相手の気持ちを汲み取ることはまだ出来ないと思ったのかもしれません。
それによって、エミリーが好きなものがただの公園ではなく、友達のいる公園であることを知ることが出来ました。これは公園を見つめるエミリーの様子を見ただけでは分からなかったことなんじゃないでしょうか。ちゆはちゆ自身のやり方によって、エミリーの願いをかなえたのですね。
女将を目指すのは何のため?
エミリー一家を見送ったあと、改めて旅館の仕事に想いを馳せるちゆ。
ちゆが女将を目指す理由。それは「たくさんのお客様を笑顔にしたい」から。
家を継ぐ、というなんとなくの理由で女将を目指していたときと違い、自分の想いによって夢を追うことを始めたちゆ。
そう話す彼女自身も、最高の笑顔を見せるのでした。
まあ青キュアだからまた進路に迷うかもしれないですけど(メタ読み)
空と海への憧れは今回も示されていますしね