【ヒーリングっど♡プリキュア7話感想】敏腕(?)ジャーナリスト、彼が見つけた秘密とは
ヒーリングっど♡プリキュア7話が放送されました。
一週間後に迫っていた映画の公開は延期。残念ですが、世間の風潮を考えたら仕方がないでしょう。今のところ本編に影響があるという話はないので、のどかたちがビョーゲンズと戦うところを見ながら、現実のビョーゲンズが収まるのを待ちましょうね。
第7話はゲストキャラ回。人数が少ないシリーズほどゲストキャラの回は増える傾向にありますが、ヒープリはどうなっていくんでしょう。
メインキャラ同士で関係を深める回も重要ですが、ゲストキャラとの交流を通してみられる新たな一面も魅力的ですよね。
ストーキング・ハンティング
いつも通りの登校風景…と思いきや、のどかは後をつけられているような感覚をおぼえていました。ちゆは昨日から気づいていた様子。ちゆ→のどか→ひなたの順に気づいているのが性格でていますね。
しのびよる影を空き教室に誘い込んで、ロッカーから飛び出たちゆとガイコツを持ったひなた(あとなんか可愛いのどか)で挟み撃ち。
ストーカーもどきの正体は隣のクラスの男子生徒、益子道男でした。
すこ中ジャーナル編集長兼記者…もとい唯一の新聞部員。
秘密に干渉してくるタイプ。プリキュアに限らず、ヒーローもののお約束みたいなキャラクターですね。取材根性が祟ってピンチに陥りヒーローを困らせることも多々。さて彼はどうなんでしょう。
彼の主張、それはのどかがプリキュア…ではあく、怪物を呼び寄せているというもの。どこぞの探偵が事件を呼んでいるというような話ですね。
間違っているとはいえ、このまま取材を続けられるとプリキュアのことがバレる可能性がありますね。じゃあなんでバレたらいけないの?と言われると分からなかったりするんですが。まあオヤクソクってやつですよ。
ジャーナリスト、そのひととなり
中盤では益子くんがどんな人物なのかが描かれていました。例えば、
のどかから注意を逸らすために県大会の記録更新に挑戦したシーンでは、「これはみすごせませんねえ!」と言って夢中で撮影。純粋にスクープを集めたい心でやっていることがわかる一面。
ひなたから提案された女子向けの記事を断る。自分の載せたいものを載せるという意思の強い一面(?)
行き過ぎた取材精神でのどかを転ばせてしまったことを謝る(全然怒りもしないのどか聖人すぎる)。「取材する相手に敬意を払うことを忘れてはジャーナリストとはいえない」など、ちゃんとした矜持を持っている一面。今回はやりすぎてしまいましたけどね。
そんな彼が、煙たがられても取材を続ける理由。雨上がりのクモの巣のお話。
彼の原点は、感動を共有したいというところにあったんですね。自分が素晴らしいと思ったものを、記事を通してみんなにも知ってもらいたい。
私がこうしてプリキュアの感想記事を書いているのも同じところにあるので、とても共感できました。
もうひとつ、彼の初めての記事が先生に褒めてもらえたというのも大きいですよね。褒めてもらえるというのはすごく大事なことで、自身もつきますしモチベーションも上がりますから。
褒めてもらうことが目的になると、自己顕示欲の増大で歪んでしまい、やりすぎてしまう…ということがあるので気をつけないといけないんですけどね。益子くんにもそういう兆しがありましたが、のどかのおかげで初心を取り戻したはずですから、大丈夫でしょう。
というわけで皆様、この記事を読んで反応をください()
結論、7話のテーマとは?~敏腕ジャーナリストが見抜いたモノ
ビョーゲンズとのバトルは益子くんがメガネをなくしている間に終了。
ゲスト回では敵側がゲストの子の夢や頑張りを否定するのがよくある流れだったりしますがそういうこともなく(グアイワルは取材を受け入れていましたし)。
これまでのように、分かりやすいテーマというのがなかった気がします(私が鈍感なだけかもしれませんが…)。まあこういうコメディ色の強い回も楽しくていいですね。
今回は益子くんの顔見せという意味合いが強かったのかもしれませんね。彼は次回も登場するみたいですし。準レギュラー候補?
それでもあえて今回の話にテーマを見出すのであれば…
プリキュアのことは隠せても、3人の仲の良さは隠せなかった、というところでしょうか。
プリキュアがきっかけで繋がった3人。はじめはすれ違うこともあったけど、今では益子くんのように関わりのなかった人から見ても仲がいいことが分かるほど打ち解けたんですね。今回はそんなお話だったのかもしれません。