デパプリ32話感想。らんを取り巻く人たちの笑顔は、彼女自身の笑顔で生まれているのです。
おしながき
”こころ”みたいな見出しになった
プリキュアとゲスト
オードブル、今週はプリキュア恒例コラボ回。そのお相手はくまモン。
普通にラーメンを啜っているあたりそういう生物ということなのでしょう。中の人なんていない、いいね?
ちなみにくまモンはプリキュアシリーズ初登場ではありません(まほプリの映画に出ています)。多くの芸能人やゆるキャラとコラボしてきたプリキュアですが、2度の登場となると流石に珍しいですね。他の例にFUJIWARA原西がいます。
ところで前作トロピカル~ジュ!プリキュアのゲストキャラは誰だったか覚えていますか?正解は最後にでも書いときます。
メンメンとらん
メインディッシュはらんとメンメンの関係性。
時には一緒に、時には相手を補うように。いつもは料理を何かに例えているらんが、今度は逆に自分たちの関係を料理に例えてメンメンを励ましていました。
メンメンなのにスープなんかい!とは思いましたが、メンメンのおおらかさを表すには麺よりスープというのは分かる気がします。
バトルでは力が出せないなりに頭を使って敵を拘束する様子が描かれていて、やはりデパプリはストーリーと戦闘描写をリンクさせるのが上手いなと思いましたね。
それからエナジー妖精やレシピッピが弱ることによる影響が示されており、もしかすると終盤の展開に関係してくるかもしれません。
あまねとらん
最後にデザート。主題ではないものの目を引くあまねの入店シーンですね。
他のみんなが笑顔で入店する一方、あまねは浮かない表情。
その理由は彼女がジェントルーだったときに標的とし、さらにはらんに対して口撃をしてしまったから。ぶっちゃけ洗脳状態にあったあまねに非はないと思いますが、フィナーレへ変身する際に「すべて背負う」と決めた強い責任感から罪の意識を感じずにはいられないのでしょう。
そんなあまねを救ったのは他でもないらんでした。
立ち止まるあまねの手を引いてお店とラーメンの魅力を紹介。
あまねの「ありがとう」に笑顔で返すらん。複雑な想いと感情をシンプルなやりとりに集約する演出が素晴らしかったです。
それにしても、普通にみんなと過ごせるようになっていたあまねが店を訪れることをトリガーに記憶を呼び起こしてしまうという演出は妙なリアルさがありました。ずっと気にしていて機会を伺っていたのかもしれないですけどね。
らんの優しさで世界が回っているお話でした。
来週は少し早めのハロウィン。清く正しいハロウィンとはなんぞや。
冒頭のクイズ、正解はパンサー向井さん。
本人がアテレコをしていて上手かったですね。