本文中には入れなかったんですが、「笑う門～」を「食べる門～」と間違って覚えていたところはゆいの中でごはんと笑顔がイコールで繋がっていることをあらわしていて良いシーンでした。
というわけでデリシャスパーティ♡プリキュア15話感想です。
個人的にかなり好みの回。
ランチ会のためにお弁当を作る面々。メンメン？
ゆいと出会って、みんなで食べることの楽しさを知ったここね。クラスメイトたちの期待もあってか気合十分。というか、肩の力が入り過ぎていました。
「みんなで楽しむ」ことを考え過ぎた結果、バタバタして肝心のランチを味わう余裕がありませんでした。
困ってる顔も可愛い
クラスメイトはもうちょっと加減したれ
そんなここねにアドバイスをしたのが、これまでの登場していた運転手の轟さん。
彼の食事風景はここねと対照的で、一人でも楽しそうに食事をする様子が描かれていました。ソロもぐちゃんという名前でSNSもやっていたりと孤独のグルメを満喫。
イケメンの次はおじ様需要か…
轟さんがごはんの楽しさに気づいたのは、一人でホットドッグを食べていたとき。
ここねにも「自分が食べることを楽しむ」大切さを説き、一人でごはんと向き合ってみることを提案。
ゆったりとホットドッグを味わい、楽しむうちに…
いつのまにか、周囲で楽しんでいる人たちにも意識を向けられるくらいの余裕が出来ていましたね。
思い返すと、みんなで食べるのが楽しかったのも、そのシチュエーションを自分が楽しんでいたから。一人で食べるにしろみんなで食べるにしろ、自分が楽しむことがまず先立つというお話でした。
以前は一人でご飯を食べていたここねが、みんなで食べると楽しいという経験を経たうえで、改めて一人で食べてみるというところに脚本の妙があるなと思います。初期のここねのままではきっと、今回のことに気づけていなかったでしょう。
初期から登場していた轟さんにスポットが当たったのも良かった点。身近な人が掘り下げられると、メインの子たちのキャラクターにも深みが出ますね。
来週はらんらん回。
ゆい以外のクラスメイトが来るやいなやチャーハンの解説をやめてしまった理由が分かりそうですね。
