過去に例のないプリキュア放送延期から、9週の期間を経てついに再開されました。
一方で私の感想は再開せず。3話ほど貯め、16話が放送されようかというときにようやく書き出しております。なんてこったい。
というわけで少し前の話からになりますが、振り返っていきましょう。
おしながき
成功体験と自信
物語冒頭で、「プリキュアをやめそう」と爆弾発言をしたひなた。
ひなたの悩みは「敵が怖い」「負けたらどうしよう」といった具体的でシリアスなものというよりも、「いつまで戦えばいいのか」「終わりがないかもしれない」といった漠然とした不安感のようでした。
作ってみたジュースの感想を聞いて、「やっぱりお姉には及ばないんだ」と、ネガティブに受け取ってしまうひなた。
兄や姉とは違って、ピアノやダンス、いろいろなことが出来なかったと話します。
続けられないから出来ないのか、出来ないから続けられないのか。
どちらが先だったのかはともかく、この負の連鎖に陥ってしまっているひなた。
「そういうのテンション下がるじゃん?だから続かなくなっちゃって。」
いつしか、”頑張ってもできないなら、頑張らない方がいい”という考え方になってしまっているようで。
ひなたに足りないものは「成功体験」とそこから生まれる「自信」でしょうか。
このことについてはちゆがクリティカルな発言をしていました。
「結果が伴わないと、自分のやってることに迷いが生まれる」
それは理屈じゃないから、なるようにしかならない、といった感じのちゆ。
でもパートナーのニャトランは気が気でないでしょうね。のどかも不安そうに見つめます。
ひなたのモチベーション、どうすれば取り戻せるでしょうか。
結果ではなく過程
そんな中、メガビョーゲンが出現。
各地に静電気を発生させる厄介なメガビョーゲンですが、姿が見えず。
ここでもひなたは「聞いても意味ない」「見つけてもどうせ逃げられる」と諦めてしまいますが……
そこへ、お姉さんが車に閉じ込められているとの一報。静電気によってドアが触れないようです。
お姉さんのもとへ到着するも、状況に困惑するひなた。その手を、のどかが引きました。
「諦めずに、メガビョーゲンを探そう。めいさんを助けよう。」
はっきり言ってしまえば、お姉さんが閉じ込められている状況はそこまで深刻ではありません。メガビョーゲンを倒せなくても外に出る方法はあるでしょう。
結果は同じ。
でも、ひなたが頑張って助けることに意味がある、とのどかは説いているんだと思います。
ジュースを飲んだ時も、味よりもまず”ひなたが作ってくれたこと”が嬉しかった。
頑張っても結果は変わらないかもしれない。でも、ひなた自身が頑張るその過程には絶対に意味があるんですよね。
「ひなたが頑張ること」はひなたにしか出来ないことですから。
先は長い、けど…
メガビョーゲンを倒したひなたたち。
お姉さんも無事出ることが出来ました。でも、それがひなたたちのおかげということには気づいていません。メガビョーゲンも今回は倒したけど、また出てくるかもしれない。
でも…今この瞬間に頑張ったこと、そのおかげで助かった人がいたことは決して無駄ではないのです。
小さな成功体験を胸に、これからひなたは頑張っていけるでしょう。自分のすることに自信を持って。
「ひなたが頑張ること」はひなたにしか出来ないこと。
私のブログも、私にしか書けないものです。
早く続き書け