「ヒーリングっど♡プリキュア」第3話が放送されました。
1,2話はYoutubeのプリキュア公式チャンネルにて期間限定公開中、3話もTVerで1週間見られます。つまり追いつくには最後のチャンスというわけです。まだ見ていない人はぜひ。見ていない人がこのブログを見に来るのかは謎。
リンクはこちら ↓
1話「手と手でキュン!二人でプリキュア♥キュアグレース」
2話「パートナー解消!?わたしじゃダメなの?」
3話「湧き上がる想い!変身!キュアフォンテーヌ」(1週間限定)
https://tver.jp/corner/f0046598
さて本題。
本日は2人目の戦士、キュアフォンテーヌの登場回です。1話,2話に渡ってちょこちょこ出番のあった沢泉ちゆ。どのようにプリキュアへの覚醒を果たしたのか、パートナーとなるペギタンの心の動きとともに振り返っていきましょう。
おしながき
怪物のウワサ
朝。のどかはラビリンとともにランニングに出かけます。
2話のラストで宣言した通り、体力作りから。前回の流れが活きてるって感じの描写は好きです。
そんな2人を憂鬱そうに見つめるのがペギタン。前回の戦いを通してのどかとラビリンはパートナーとしての結束を強めました。一方自分はパートナーすら見つけられていない。
地球をお手当てしたい、力になりたい気持ちはみんなと同じ。そんなペギタンに足りないものは…あと少しの勇気です。
学校でウワサになる巨大な怪物のこと。プリキュアのことはまだウワサになっていないのでしょうか。確かにグレースたちがメガビョーゲンと戦ったのは避難が済んだ後でしたね。前作、前々作はプリキュアの存在が比較的オープンでしたが、ヒープリ世界でのプリキュアはどのような立ち位置になっていくんでしょうね。
いち早く学校を後にしていたひなたは怪物を目撃せず。ビョーゲンズとの邂逅は次回になりそうですね。
「プリキュアのことは秘密」…ラビリンから念押しされているのどかは、怪物を見たことを隠します。見たことまで隠さなくてもいいような気もしますけど。
そして学校にいたのどかを目撃していたちゆは疑問。のどかに「花寺さんは見たんじゃない?怪物」と問いかけます。
のどか、顔に出すぎです。あざとかわいいなぁこの子。
のどかにはぐらかされたちゆは、チャイムが鳴ったこともあって引き下がります。のどかは否定していましたが、それは嘘だと確信。自分の目で見たものは信じるタイプかな。
ペギタンが目を離した隙に、ラテは学校へ。のどかの匂いを追ってきたのかしら。
校内を歩いていたラテはちゆと出会います。ラテがのどかの連れていた犬であるとわかったちゆは再びのどかのもとに。ラテを返しつつ、先日のことを尋ねます。証拠が増えたところでもう一度聞くあたり策士です。
ラビリンたちのことを「珍しいペット」と説明するのどか。ちゆはとりあえずは信じたのか、それ以上の追及はありませんでした。
遅れてきたペギタン。ラテが無事であることを知ると一安心。そして彼はちゆの方へ目が行きます。
以前(のどかの部活体験のとき)彼女を見ていたときも、ペギタンはちゆのことをカッコイイと言っていましたね。今回もちゆに見惚れるような様子を見せていましたが…何かに気づいたようにハッとすると、シュンとなってしまいました。いったいどうしたんでしょう。
温泉旅館(ポロリもあるよ)
のどかたちはちゆの家へ。それはなんと温泉旅館だったのでした。
のどかに旅館の中を紹介するちゆ。「おうちが大好きなんだね。」と言うのどかに、ちゆも「大切な場所よ。」と返します。
楽しそうに旅館を紹介してくれるちゆの様子に、自分まで嬉しくなってしまうのどか。他者の感情に敏感な子なんですよね。長所でもあり、ときに他人のために身を投げうつというのどかの危険な部分に繋がっているものでもあると思います。
のどかたちは「ペット用の温泉」へ。そういうのもあるんですね。管理が大変そうだ。
ラテは水を嫌がる様子なので、ラビリンとペギタンが浸かります。
エッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!
いいんですかこれ…完全に裸じゃないですか… プリキュアでは水着が限界だと思っていましたが、ここにきてハードルを越えてきましたね。
それはさておき、ペギタンはお風呂でも憂鬱。それは自分が役に立てていないと思っているからでした。お手当てをしたいという気持ちはみんなと同じだけに、踏み出せない自分のギャップが余計イヤになってしまうんですよね。
先ほどちゆを見てシュンとしていたのは、ちゆのようにテキパキとこなす姿と自分とを比べてしまったからなのか、はたまた彼女のような人とパートナーになりたいとは思いながらも勇気を出せない自分が情けないと思ったのかもしれません。
交わる2つの流れ
今週はダルイゼンに代わって「シンドイーネ」が出動。キングビョーゲンへの忠誠は他の幹部格より強そうです。大体終盤で捨て駒にされがちなやつ。プリキュアに転生するには少しバストが大きすぎますね。
水のエレメントさんからメガビョーゲンを生み出し、暴れさせます。
温泉の異変を知ったちゆは、旅館の従業員とともに原因を探しに。そこで見たものは蝕まれた源泉と、学校にいた巨大な怪物でした。さらに、キュアグレースに変身するのどかの姿も目撃。自分のよく知る場所で、いったい何が起きているのか…
まずはグレースのターン。背後から来るメガビョーゲンの攻撃を避け、キック1発。この子、戦闘センスはかなりのものですよね。
キュアグレースに変身した際の能力上昇が、彼女の理想とする身体能力と一致しているのかもしれないな、と思いました。
攻勢だったキュアグレースですが、ちゆを庇ってダメージを受けてしまいます。まあプリキュアとしてみんなを守るのは不自然ではないんですが、それにしてもやはり「自己犠牲」的な面があると感じますね、彼女。
のどかを心配するちゆに一言、「ごめんね、あとでちゃんと話すね」。ヒープリはひとつひとつのやり取りが優しくていいですね。グレースのまっすぐな目も好印象。Aパートでプリキュアのことを隠していたのどかとの対比が効いています。
しかし、グレースは先ほどの一撃から守勢に回ります。
そんなグレースを見つめるのは2人。
ペギタンはグレースを手伝いたいと思いながらも、自分には何もできない、と動けずにいます。
ちゆは自分に出来ることを探しますが、自分だけでは戦う力がありません。
そしてちゆはペギタンの存在に気づきます。「あなたも戦える力を持っているんじゃない?」と尋ねるちゆ。しかし、ペギタンはまだ踏み出すことができない。
でも彼女は知っている。温泉で偶然聞いてしまった会話。ペギタンは想いを持っている。自分と同じ、大切なものを守りたい気持ちを持っている。
「私も怖い」……意識的か無意識か、まるでお医者さんが優しく語りかけるように、ちゆはペギタンの気持ちに沿っていきます。
「もし勇気が足りないなら、私のを分けてあげる。」
ペギタンだけが頑張って勇気を出すのではなく、足りないなら分け合う。なぜなら彼女たちもまた、「2人でプリキュア」だから。
2人の想いが”交わった”とき、心の肉球が反応し、奇跡は起こる—————!
『スタート!』「プリキュアオペレーション!」
『交わる2つの流れ!』「キュアフォンテーヌ!」「ぺエ!」
水のプリキュア、キュアフォンテーヌの誕生です。
変身バンクは濱野裕一。まほプリの「ダイヤスタイル」やプリアラの「キュアマカロン」に代表される変身バンクや、バトルシーンを描いてきたアニメーターです。
白衣を纏うシーンもそれぞれ個性があって良い。フォンテーヌの場合本当に女医さんっみたいです。失敗しなさそう。口上で腕を振るシーンはわざと枚数を少なくしてスピード感とメリハリを出していますね。これも濱野さんっぽい。
フォンテーヌとペギタンは、グレースと協力してメガビョーゲンを浄化。それぞれの大切なものを守ったのでした。
戦いのあと、改めてパートナーを申し込むペギタン。ちゆは喜んで受け入れます。
今回はちゆがペギタンに勇気を与えましたが、ペギタンがちゆを勇気づけるときもきっと来るでしょう。
そのときを楽しみにしたいですね。
最後はニャトラン。次回、ついに3人のプリキュアが揃います。