えのメモ

プリキュアとミリオンライブについて日々考えている者です。

【ヒープリ26話感想】アスミの心の機微とアニメの今後の日々【ヒーリングっど♡プリキュア】

f:id:Enoden_precure:20201003205935p:plain

(引用:ヒーリングっど♡プリキュア26話)

ヒーリングっど♡プリキュア26話の感想、始めていきます。

 

抜けてる分はちゃんと後でやります…たぶん

 

 

 

おしながき

 

 

 

 

アスミが感じた寂しさ

今回のお話は、のどかのアサガオ観察日記に影響されたアスミが、ラテ様日記を書こうと思い立ち、みんなに話を聞いていく形で進んでいきました。

f:id:Enoden_precure:20201003194253p:plain

f:id:Enoden_precure:20201003194338p:plain

のどか、字がきれいですね(引用:ヒーリングっど♡プリキュア26話)

 

アスミがみんなに話を聞いて回りたい一方で、当のみんなはアスミへのサプライズを準備するために態度がそっけなくなってしまうという構造で、総集編のようなお話でありながらギミックの利いた面白い回でした。

f:id:Enoden_precure:20201003195407p:plain

尋ねるアスミ、焦るペギタン(引用:ヒーリングっど♡プリキュア26話)

 

さて、今回のお話で重要だったのはアスミの心情でしょう。

 

話を聞きに行ったアスミは、みんなの態度がよそよそしいと感じます。

そこで花火大会があるということを知り、「花火大会は学校のみんなと過ごすので、アスミには隠していた」と解釈してしまうのでした。

f:id:Enoden_precure:20201003202206p:plain

アスミの感じた寂しさ(引用:ヒーリングっど♡プリキュア26話)

わたくしはラテがいればそれで十分なのです、と言うアスミ。

生まれたばかりのアスミなら、本当にそう感じていたのかもしれませんが…

 

アスミは、のどかたちと一緒に様々なことを学び、様々な感情を知りました。

それは必ずしもプラスの気持ちだけではなく。

 

のどかたちには自分の含まれるプリキュアとしての生活だけでなく、学校などほかのコミュニティもあるということを、今のアスミは理解している。そしてのどかたちと過ごした楽しい日々を知ってしまっている。

だからこそ感じた疎外感

f:id:Enoden_precure:20201003194338p:plain

自分が生まれる前の話(引用:ヒーリングっど♡プリキュア26話)

今日聞いた自分が生まれる前の話も、そんな寂しさを加速させたのかもしれません。

 

そんな寂しい気持ちを、ラテに打ち明けるアスミ。

「すみません…わたくし本当は、のどかたちと一緒に花火大会に行きたかったのです。」

 

 

さて。今回はアスミが寂しさを感じるお話でした。ですが、それで終わるわけはありませんね。

アスミが最後に

感じたもう一つの感情。それは驚きでした。

f:id:Enoden_precure:20201003204420p:plain

もう一つの感情(引用:ヒーリングっど♡プリキュア26話)

のどかたちのサプライズは大成功!アスミが消えそうになるほどに。

最後はみんなで流しそうめんをし、花火を見て大団円。

 

アスミ視点で物語が進む面白いお話でした。のどか達3組のことを総集編のように振り返りつつ、ストーリーはアスミのこれまでの積み重ねが生きる構成になっていたのかなと。

 

 

 

総集編から推測する今後

今回は総集編チックなお話でした。

実は、プリキュアで総集編が挟まれることは非常に珍しいのですよね。特にこんな中盤で振り返りが行われたことはなかった気がします。

 

ということは、話数には余裕があると考えていいのでしょうかねえ。ストーリーがカツカツなら出来ないでしょうし。延期した期間分をそのまま削って2月で打ち切りということはなく、例年通り50話程度を放送すると、今のところは解釈しておきましょうか。

 

おまけ。4人の浴衣が可愛かったですね。

f:id:Enoden_precure:20201003205909p:plain

f:id:Enoden_precure:20201003205929p:plain

4人の浴衣(引用:ヒーリングっど♡プリキュア26話)

 

浴衣もいいですが水着回はいつですか?もしかして削られた?

【ヒープリ19話感想】「ラテの想い」と「起きて”しまった”奇跡」【ヒーリングっど♡プリキュア】

 

f:id:Enoden_precure:20200810214050p:plain

ラテは「庇護されるべき存在」か?(引用:ヒーリングっど♡プリキュア19話)



風と風邪でややこしい回でしたね(?)

 

 

 

おしながき

 

 

 

 ラテの秘めたる想い

体調を崩し、ひなたのお兄さんに見てもらうラテ。

落ち込むのどかたち。

体調不良の原因自体は風邪だったものの、ラテにずっと負担をかけてしまっていた、という事実を認識し、重く受け止めているようです。

f:id:Enoden_precure:20200810004606p:plain

f:id:Enoden_precure:20200810004610p:plain

ラテを労わるみんな(引用:ヒーリングっど♡プリキュア19話)

ラテを労わるため、ビョーゲンズが現れないことを祈るみんな。

のどかの両親も含め、総出でラテの看病をします。

 

 

その一方で、ラテ自身は別のことを考えていました。

f:id:Enoden_precure:20200810011036p:plain

ラテの本音(引用:ヒーリングっど♡プリキュア19話)

それは、自分もみんなの力になりたいということ。

助けられてばかりではなく、自分も何かをしたい。それがラテの本音でした。

そんなラテを、「私たちこそ、ラテのおかげで助かってるんだよ」と優しく諭すのどか。このあたりは自身の入院経験からなにか感じるところがあるのでしょうね。病気のときに不安になってしまう心情とか。

のどかの優しさに包まれ、いったんは眠りにつくラテ。 

 

それでも、夢に見るほどに、「役に立ちたい」という想いは強いのでした。

 

 

 

全てを吹き飛ばす風

さて、願いむなしく出現したメガビョーゲン。

ラテが体調を崩しているときはビョーゲンズの感知が出来ないというのは私も盲点でした。言われてみると納得ですね。

 

蝕みは既に山を覆うほど。強くなったメガビョーゲンに、プリキュアたちは蹂躙される。

f:id:Enoden_precure:20200810191615p:plain

絶体絶命(引用:ヒーリングっど♡プリキュア19話)

絶体絶命のピンチ。

 

 

そこでラテが立ち上がります。

胸に抱いていた、自分もお手当てをしたいという想いから、勇気を出してメガビョーゲンへと立ち向かっていきます。

f:id:Enoden_precure:20200810203617p:plain

f:id:Enoden_precure:20200810203621p:plain

力の伴わない勇気は無謀である(引用:ヒーリングっど♡プリキュア19話)

ただ、プリキュアでも敵わなかった相手。ラテ一人でどうにかなるワケもなく。

もはや余裕といった感じのバテテモーダに捕まり、弄ばれてしまいます。

テアティーヌ様が言っていた通り、プリキュアとともに地球をお手当てするためには強さが必要なんですよね。今のラテには、残念ながらそれがないんです。

 

 

 

もはやなす術なし。

 

 

しかしその瞬間、一陣の風が駆け抜ける。

f:id:Enoden_precure:20200810204047p:plain

f:id:Enoden_precure:20200810204041p:plain

終わりを告げる風(引用:ヒーリングっど♡プリキュア19話)

突如現れた、伝説のプリキュアに似た謎の少女

その圧倒的な強さによって、事態は急速に解決へと向かいます。

 

奇跡の風は、メガビョーゲンも、バテテモーダも、ラテの想いをも吹き飛ばしたのでした。

 

 

 

次回の展望

さて、戦いは突然現れた少女の手によって幕を閉じました。

ただ、このままではちょっとご都合が過ぎるなと思いませんか?

 

現れた少女は、恐らくはテアティーヌ様の願いによって呼び寄せられたのでしょうが、戦っていたプリキュアやラテとは何の関係もないんですよね。

突然強いプリキュアが現れて、強い敵を倒してしまった、という展開。なんだか面白くない。

 

また、少女が現れる前、ラテは独りでビョーゲンズに立ち向かおうとしました。敵いませんでしたが、「自分もお手当てをしたい」という想いは大切なもの。

しかし、少女の出現によってラテは再び守られる存在に戻ってしまいます。

少女は「ラテ様、あなたの望み、わたくしが叶えましょう。」と言いました。しかし、お手当てのためにラテが振り絞った勇気、本当の望みというものは無視されてしまっているんですよね。

 

一方で、ラテがどう頑張っても、メガビョーゲンに敵わなかったのも事実。そういう点において、ラテを守りメガビョーゲンを倒した少女の行動は間違っていません。テアティーヌ様がいうように、お手当て…戦いには力が必要なんです。ラテはそれを持っておらず、少女はそれを持っていたということ。

でも…だからといって、ラテはただ守られるだけの存在なのでしょうか?

 

 

 

圧倒的な力を持つ少女の登場はご都合主義的であり、振り絞られたラテの勇気はなかったことになりつつある。

きっと、あえてそう演出されていたのだと思います。次週の本当の変身に向けて。

ラテの「想い」と「戦うために必要な力」。足りないピースは、来週の展開が埋めてくれることでしょう。

 

 

次回のタイトルは「今、つながる願い…!わたしたち キュアアース」。

”わたしたち”という言葉に込められた意味に期待したいですね。

 

 

 

 

変身バンクめっちゃ楽しみ

【ヒープリ18話感想】花寺のどかは疑わない【ヒーリングっど♡プリキュア】

f:id:Enoden_precure:20200805150024p:plain

ドキドキ!プリキュア 36話を思い出したケル

 

 

さて今回のお話。

ざっくりと言ってしまえば「ニャトランが好きになった女性には交際相手がいた」というストーリー。

 

そんなお話の中で見られたみんなの関係性。

中でも私が気になった二点、「ひなたとニャトラン」そして「のどかの様子」を中心に触れていこうかなと思います。

 

 

 

おしながき

 

 

 

両想い

ニャトランが一目惚れした相手である織江さん。

ビョーゲンズとの戦いの中、ニャトランが彼女のために作ったものをスパークルは必死で守ります。

自分の特別な「好き」は分からないけど、ニャトランの「好き」を守ることが出来る。それが嬉しい。

そんなひなたのことを、ニャトランもカッコいいと思っていたと伝える。

f:id:Enoden_precure:20200805150024p:plain

両想い(引用:ヒーリングっど♡プリキュア18話)

ひなたとニャトランの関係は、「両想い」であると表現されました。

 

両想いはお互いに思うだけでなく、伝わってこそ成立する。

結果としてニャトランは失恋することになりました。その一方で、恋にも似るもうひとつの想いがあったことに、ニャトランは気づくことが出来たのではないでしょうか。

 

恋は実らなかったけれども、ニャトランの燃え上がった炎のような想いは否定されるものではない。そして、それと同じくらい…それ以上に大切な気持ちが、ひなたとニャトランの間にはあった。

ですから、愛情より友情!といって締めるのではなく、「両想い」と表現されたひなたとニャトランの関係はすごく素敵だなと思いました。

 

 

 

花寺のどかは疑わない

今回のお話では、のどかの印象的なカットがいくつかありました。

 

一つ目は、ニャトランとひなたが織江さんに会いに行こうとしたとき。

f:id:Enoden_precure:20200805143303p:plain

f:id:Enoden_precure:20200805143310p:plain

のどかの表情(引用:ヒーリングっど♡プリキュア18話)

ラビリンやペギタンはパートナー交代の危機を感じて大慌て。ちゆでさえ焦る様子が見えるんですよね。

一方でのどかにはあまりそういった様子が見られない。なにか思うところがありそうなんです。

 

二つ目は、ニャトランが織江さんへのプレゼントを作っていた一幕。

f:id:Enoden_precure:20200805144147p:plain

f:id:Enoden_precure:20200805144157p:plain

のどかとラテ(引用:ヒーリングっど♡プリキュア18話)

先ほどと同じように、焦るラビリンたちとのどかの対比になっています。そしてのどかはみんなの様子を見た後、ラテに目線を落とします。

 

 

 

のどかの表情の理由は、最後に分かりました。

f:id:Enoden_precure:20200805150824p:plain

信じていたから(引用:ヒーリングっど♡プリキュア18話)

のどかはひなたとニャトランが最高のパートナーであることを疑っていなかったんですよね。二つ目のシーンでラテと目を合わせていたあたり、ラテもひなたとニャトランの関係を信頼していたのかもしれません。

 

 

f:id:Enoden_precure:20200805150827p:plain

優勝(引用:ヒーリングっど♡プリキュア18話)

それにしてもこののどかが可愛すぎる。優勝です。

 

 

 

 

来週は待ちに待った紫の人が登場!

バテテモーダもそろそろお役御免かな…

【ヒープリ17話感想】若若女将は中学生【ヒーリングっど♡プリキュア】

f:id:Enoden_precure:20200805014458p:plain

今回はちゆのお話。なんだか久しぶりのような気がする。

 

 

 

 

f:id:Enoden_precure:20200805002305p:plain

将来は…?(ヒーリングっど♡プリキュア17話)

旅館の長女であるちゆ。

家が旅館だから自分もいずれは女将になる、そう話すちゆの笑顔はなんだか硬いです。

彼女の表情が最後にどうなるのか。未来の女将を目指す若若女将の奮闘を見ていきましょう。

 

 

 

おしながき

 

 

 

女将と若女将と若若女将

 

さて冒頭、旅館の様子。

f:id:Enoden_precure:20200805002240p:plain

f:id:Enoden_precure:20200805002250p:plain

女将と若女将の接客(引用:ヒーリングっど♡プリキュア17話)

お客様ひとりひとりに沿った、女将のおもてなし。

お母さんも外国人観光客の方に対して覚えたての英語であいさつ。

 

相手に沿った接客。これが旅館「沢泉」のやり方なんですね。新しい客にもリピーターにも愛される秘訣。

 

ちゆも2人の接客の意味を頭では理解したと思うのですが、エミリーちゃんに対していつも通り「いらっしゃいませ」とあいさつしてしまっているあたり、型にはまった接客から抜け出せていないように感じました。

f:id:Enoden_precure:20200805002755p:plain

エミリーは不満げ(引用:ヒーリングっど♡プリキュア17話)

ちゆは続いてエミリーの家族を町の名所に案内しますが、そこでもエミリーは不満げ。

ここもやっぱりマニュアル通りという感じなんですよね。

 

エミリーがどうしたら笑顔になるか、ちゆは悩む。それが前半までのお話。

 

 

 

寄り沿う、自分なりのやり方で

 

のどかたちとのやりとりを経て、「相手のためのおもてなし」を思い出したちゆ。

走り出したちゆがとった行動は、エミリーと直接話してみる、ということでした。

f:id:Enoden_precure:20200805014458p:plain

お風呂でのやりとり(引用:ヒーリングっど♡プリキュア17話)

自分はまだ未熟だから、女将のように相手を観察するだけで相手の気持ちを汲み取ることはまだ出来ないと思ったのかもしれません。

 

それによって、エミリーが好きなものがただの公園ではなく、友達のいる公園であることを知ることが出来ました。これは公園を見つめるエミリーの様子を見ただけでは分からなかったことなんじゃないでしょうか。ちゆはちゆ自身のやり方によって、エミリーの願いをかなえたのですね。

f:id:Enoden_precure:20200805024638p:plain

エミリーと友達と公園(引用:ヒーリングっど♡プリキュア17話)

 

 

 

女将を目指すのは何のため?

 

エミリー一家を見送ったあと、改めて旅館の仕事に想いを馳せるちゆ。

f:id:Enoden_precure:20200805025515p:plain

女将を目指す理由(引用:ヒーリングっど♡プリキュア17話)

ちゆが女将を目指す理由。それは「たくさんのお客様を笑顔にしたい」から。

家を継ぐ、というなんとなくの理由で女将を目指していたときと違い、自分の想いによって夢を追うことを始めたちゆ

 

そう話す彼女自身も、最高の笑顔を見せるのでした。

f:id:Enoden_precure:20200805030335p:plain

笑顔(引用:ヒーリングっど♡プリキュア17話)

 

 

 

 

まあ青キュアだからまた進路に迷うかもしれないですけど(メタ読み)

空と海への憧れは今回も示されていますしね

【ヒープリ16話感想】永遠なもの、移ろうもの、巡るもの【ヒーリングっど♡プリキュア】

f:id:Enoden_precure:20200729134620p:plain

おしながき

 

 

 

枯れた大樹

その木の下で友情を誓い合った友達は、永遠に友達でいられるという「永遠の大樹」。

そんな伝説にあやかりに来たのどかたち。

 

しかし…永遠の大樹はかつての姿を失っていました。

f:id:Enoden_precure:20200728195054p:plain

かつての姿は既に無く(引用:ヒーリングっど♡プリキュア16話)

「永遠」の名を冠した木は、皮肉にも朽ち果てつつある。

 

そして、その場に居合わせた哲也さんも、永遠の大樹に誓ったはずの友情を失ってしまった人でした。

f:id:Enoden_precure:20200728210240p:plain

城戸哲也さん(引用:ヒーリングっど♡プリキュア16話)

「御覧の通り、この木は終わりかけのつまらん木だ。」

その言葉は、木だけでなく自分自身に向けた言葉でもあるようで。

 

彼に漂う物悲しさを、のどかも感じたようでした。

 

失われつつある命と友情を目にしたのどか。

永遠なものはないのか?

それが今回の主題です。

 

 

 

友情をとりもどせ!

エレメントさんのお願いで、のどかたちは哲也さんと友情を誓った2人を探すことに。

 

 

3人がよく行っていたという喫茶店を見つけ、日出夫さん史さんに会うことが出来ました。

茶店の店員さんが言うには、2人でいつも来ているとのこと。そう、2人

f:id:Enoden_precure:20200728221219p:plain

結婚指輪(引用:ヒーリングっど♡プリキュア16話)

「大樹に行ってください」とのどかが頼む一方で、ちゆは2人の指に光る指輪を見つけ、事情を察します。2人は結婚していたのですね。そして、哲也さんと別れた原因も恐らくはそこにある。

 

 大樹には行けない。今更話すことはない。

2人の結論はNoでした。

 

 

f:id:Enoden_precure:20200729040705p:plain

茶店のことを伝えるも…(引用:ヒーリングっど♡プリキュア16話)

のどかは再び永遠の大樹のもとへ。哲也さんに喫茶店に2人がいることを伝えますが、こちらも答えはNo。

 

 

3人の出した答えに、のどかは落ち込みます。

3人をもう一度会わせたい。それは彼らのためだけではなく、自分たちの友情もいつか
壊れてしまうかもしれないということを否定したい
という想いもあったから。

 

そんなのどかの不安を取り払うように、ちゆとひなたが改めて、大樹に友情を誓うことを提案します。やっぱりこの3人、いいトリオですね。

f:id:Enoden_precure:20200729042234p:plain

友情の誓い(引用:ヒーリングっど♡プリキュア16話)

自分たちの友情は決して壊れることはないという誓い。そして、彼らの友情を必ず取り戻すという誓いでもある。永遠の大樹のジンクスは、終わっていない。

 

 

 

プリキュア・・・永遠に

3人とも、かつて誓った友情を「過去のこと」とし、振り返らないようにしていました。

でも、本当に忘れたい記憶なら、大樹のもとに通うことはないでしょうし、思い出の喫茶店にもいかないはず。

 

必要なのはきっかけ。そのきっかけを用意するため、のどかたちは「永遠の大樹ありがとうフェス」を企画したのでした。

 

フェスには多くの人が集まり、大樹が愛されていたことが伝わってきます。

f:id:Enoden_precure:20200729122456p:plain

永遠の大樹ありがとうフェス(引用:ヒーリングっど♡プリキュア16話)

一方で、哲也さんたちは遠くから見ているまま。このまま会うことなく終わってしまうのか…

 

 

そんなところに現れるはビョーゲンズ。タイミングが良いのか悪いのか。

哲也さんたち3人は、大切な場所を守るため、再び大樹のもとへ集いました。

大樹への想いと、誓った友情はやはり残っていましたね。

前回のケンカと同様、奇しくもビョーゲンズの出現が3人を引き合わすきっかけとなりました。

f:id:Enoden_precure:20200729122415p:plain

ここからは私たちに(引用:ヒーリングっど♡プリキュア16話)

哲也さんたちの友情を見届けたのどかたち。ここからはプリキュアのターン!

彼らの友情を見て、自分たちの友情も確かめたグレースたちは、その力でビョーゲンズを討ち果たすのでした。

 

 

 

さて。

3人の関係は確かに変わりました。誓った友情は、ずっとそのままではいられなかった。永遠の大樹の命も永遠ではなく、朽ちるときが来た。

では、永遠はないのでしょうか?

 

f:id:Enoden_precure:20200729133844p:plain

新しい命(引用:ヒーリングっど♡プリキュア16話)

今回、同じように大樹の伝説を知った3人の少女たちが、哲也さんたちを引き合わせました。

ずっと変わらないものはないかもしれない。でも伝説は受け継がれ、新たな出会いを生み、巡り巡って過去の友情をも復活させた。

大樹の命は尽きても、新たな命がまた芽吹く。

 

すべては変わりながらも受け継がれて繋がっていく。

それはある意味で永遠と言えるのではないでしょうか。

今回のお話はそんなところがテーマだったと思います(ざっくり)。

 

 

 

そう、受け継がれる。友情の伝説だけでなく、プリキュアの伝説も。

テアティーヌ様からラテへ。かつてのプリキュアからその子孫へ。

4人目の戦士、その登場は近い。

 

 

 

上手い感じで締めたけど4人目の子まだ予告にもいませんよね

【ヒープリ15話感想】ダルマが暗示するもの【ヒーリングっど♡プリキュア】

 

f:id:Enoden_precure:20200727033039p:plain

(引用:ヒーリングっど♡プリキュア15話)

 

 

 

サムネを↓と迷いました

f:id:Enoden_precure:20200726211137p:plain

(引用:ヒーリングっど♡プリキュア15話)

 

おしながき

 

 

 

ケンカの理由

ことの始まりは妖精3人の会話から。

なんだか不思議な見た目の人形に魅せられたラビリン。

f:id:Enoden_precure:20200727005645p:plain

f:id:Enoden_precure:20200727005611p:plain

口をふさぐ(引用:ヒーリングっど♡プリキュア15話)

ですが人形はペギタンとニャトランには不評で、ラビリンも「好き」とは言えなくなってしまう。こういうこと、現実にもありますよね…

 

そんなことがあったので、のどかに見つかった時も隠すわけですが、そこはのどかの圧倒的包容力。

f:id:Enoden_precure:20200727005515p:plain

「好きなの?」(引用:ヒーリングっど♡プリキュア15話)

のどかもラベンダルマを可愛いと思ったのかラビリンに合わせたのかは定かではないですが…ラビリンの好きなものを共有したいという気持ちが何より大きいのでしょう。

 

そんなわけでハーブ店に通いつめ、人形をゲットしたのどかとラビリンでしたが…その帰りにニャトランとバッタリ。

以前のやり取りが思い出されてしまったラビリンは人形を隠すわけですが、のどかはそんな事情を知らないので、友達と一緒に手に入れた大切な人形を楽しそうに見せます。

f:id:Enoden_precure:20200727010036p:plain

すれ違い始める気持ち(引用:ヒーリングっど♡プリキュア15話)

感情的になったラビリンは「こんなもの好きじゃない」と人形をたたきつけてしまい、のどかもそれに怒ってケンカになってしまいました。

 

ラビリンはのどかとラベンダルマのことを共有できて、すべての気持ちを分かってもらえた気分になっていたのでしょうね。だからのどかが自分の意に反する行動をしたとき、裏切られたように感じたのかもしれません。

でも……大切なことは、やっぱり言葉にしないと伝わらないんですよね。

 

 

 

のどかが悲しかった理由

ケンカしたまま一夜を過ごすのどかとラビリン。

そこでのどかが初めて感じる心の痛み。

f:id:Enoden_precure:20200727024319p:plain

初めて(引用:ヒーリングっど♡プリキュア15話)

何もかもが初めてだったのどかにとっては、友達とのケンカも初めてのことだった。

今までは初めてづくしに喜ぶばかりののどかでしたが、初めての体験は必ずしもプラスのものだけじゃない、と知ることになりました。

 

 

ケンカしたままの2人はビョーゲンズが現れても変身できません。ピンチです。

f:id:Enoden_precure:20200727011952p:plain

すれ違い(引用:ヒーリングっど♡プリキュア15話)

ですが……ビョーゲンズが現れたことでのどかとラビリンの話し合いの場が出来たことは、不幸中の幸いだったでしょうか。

 

 

 先に謝ったのはのどかでした。

f:id:Enoden_precure:20200727022644p:plain

ごめんね(引用:ヒーリングっど♡プリキュア15話)

 「ケンカしたときよりも、そのあとひとりでずっと悩んでた夜の方が辛くて…嫌だった。」

今回の件、正直のどかに非はほとんどないと思います。ラビリンの気持ちをあの場ですぐに察知するのは難しい。

 それでものどかが謝ったのは、ラビリンと仲たがいしたままになるのが何よりも嫌だったから。

 

その気持ちはラビリンも同じ。ケンカのときの怒りや悲しみよりも、もう仲直り出来ないんじゃないかという怖さが、まっすぐ向き合うことを躊躇させてしまったのですね。

 

 

でも、一度向き合うことさえできれば大丈夫。気持ちを伝え合い、改めて心を通わせた2人は、キュアグレースとしてビョーゲンズに立ち向かっていったのでした。

f:id:Enoden_precure:20200727031901p:plain

新規カットでキュアスキャン(引用:ヒーリングっど♡プリキュア15話)



 

ダルマである理由

 

今回も無事メガビョーゲンを撃破。

最後に。今回の重要アイテムであった「ラベンダルマ」ですが、これがなぜダルマをモチーフにしたものだったのかについてお話しして締めましょう。…皆さんお気づきかとは思いますが。

 

 

夕暮れの公園で、「ケンカしない方法」ってないのかな?と話すのどかとラビリン。

確かにそういう方法があれば苦労しないかもしれません。

でもケンカの理由ってお互いが譲れないことだったり、本音を正直に言った結果だったり、発散せずにはいられない感情の爆発だったりで、ある意味それも大切な気持ちなんですよ。必ずしも「ケンカをしない」ことがベストではないと思うんですよね。

 

のどかが言った通り、「仲直りの方法」を知っていればそれでいいんですね。

f:id:Enoden_precure:20200726235233p:plain

転んでも起き上がる(引用:ヒーリングっど♡プリキュア15話)

大事なのは転ばないことではなく、転んでも立ち上がること。ダルマのように、ですね。ラベンダルマはそんなことを暗示するアイテムでもあったのでした。

 

 

 

ベタなお話を丁寧に仕上げるのがプリキュアの魅力だと思うのです

【ヒープリ14話】元気の源を探ろう【ヒーリングっど♡プリキュア】

f:id:Enoden_precure:20200719195913p:plain

(引用:ヒーリングっど♡プリキュア14話)

ただただ可愛かったのでサムネにしました。

 

 

 

おしながき

 

 

 

 

祭りの始まり

 

開幕病院。不穏…?

f:id:Enoden_precure:20200719155848p:plain

のどかの容態は…?(引用:ヒーリングっど♡プリキュア14話)

と思ったら、のどかは全くの健康。退院後の経過観察のようなものだったようで、病気をしていたとは思えないほどに、なんの問題もないみたいです。

f:id:Enoden_precure:20200719155859p:plain

元気の理由はなんだろう(引用:ヒーリングっど♡プリキュア14話)

家族で一安心。のどかはふと、なんでこんなに元気になったんだろうと考えて… その足は、すこやか市で開かれていたお祭り「すこやかフェスティバル」の方へと伸びていきました。

 

 

のどかはまずひなたと遭遇。パンケーキをご馳走になりました。

f:id:Enoden_precure:20200719164230p:plain

腕に自信アリ(引用:ヒーリングっど♡プリキュア14話)

パンケーキはひなたが焼いたもの。前回(13話)のジュースのときと違って楽しそうに話してくれましたね。

f:id:Enoden_precure:20200719164224p:plain

しいたけアイ(引用:ヒーリングっど♡プリキュア14話)

褒められて嬉しそうなひなた可愛い。私ものどかに褒められたいですねえ。

 

そしてちゆとも合流。

f:id:Enoden_precure:20200719182446p:plain

いつものメンバー(引用:ヒーリングっど♡プリキュア14話)

いつものメンバーが揃いました。

 

これが元気の源のひとつでしょうか。

ちゆにひなた、そしてラビリンたち妖精。病院で一人だったときと違い、頼れる友人が出来たことはのどかにとって大きかったと思います。

 

今回はこんな風に、のどかの元気の源を探していきましょう。

 

 

 

 

元気の源

 

 

一行は祭りを堪能。

f:id:Enoden_precure:20200719191601p:plain

温泉パワー(引用:ヒーリングっど♡プリキュア14話)

f:id:Enoden_precure:20200719191556p:plain

すこやかまんじゅう(引用:ヒーリングっど♡プリキュア14話)

おいしいものを食べて、温泉で癒されて。これも元気の源といえるかしら。

 

 

一行はふたたびすこやかまんじゅうのところへ。しかし何かトラブルがあったようで。

f:id:Enoden_precure:20200719192246p:plain

機器の故障で危機(引用:ヒーリングっど♡プリキュア14話)

どうやら機械の故障で作れなくなってしまったようです。

そこへ現れる商店街の面々。すぐに協力を打診しました。

みんなが助け合おうとする様子にのどかも触発され、一緒に手伝うことになりました。

f:id:Enoden_precure:20200719192548p:plain

協力して困難を(引用:ヒーリングっど♡14話)

昔からすこやか市を知るおばあさんの話によると、これくらいは大したことじゃないそう。

病気やトラブルのたびに、町のみんなが協力して乗り越えてきたと。

これが最大の元気の源。なにかがあったらみんなで頑張る、そんなパワフルで優しい空気が、のどかを元気にしたわけです。

 

 

そんなすこやか市の元気を奪おうとするのがビョーゲンズ

だとすればのどかたちは、彼らに立ち向かって、元気をくれる優しい町を守らないといけないですね。

 

今回も強いメガビョーゲンと、不敵なバテテモーダ。

f:id:Enoden_precure:20200719193855p:plain

顔面キック 止めるとシュール(引用:ヒーリングっど♡プリキュア14話)

でも、恐れない。大切な場所を守るために。

なにかを守るためなら大きな力を発揮できるプリキュアの本質が発揮されました。

 

 

 

 

先代のプリキュア

戦いのあと、風のエレメントさんから「先代のプリキュアの話を聞かされます。

f:id:Enoden_precure:20200719194811p:plain

f:id:Enoden_precure:20200719194817p:plain

風のエレメントさんと先代のプリキュア(引用:ヒーリングっど♡プリキュア14話)

彼女はテアティーヌ様のパートナーで、音楽を奏でて人々や自然に元気を与えるとともに、ビョーゲンズにも立ち向かっていたようです。

 

のどかは、彼女の活躍もこの町の元気に繋がっているんじゃないか、と感じたようです。そして自分もいつかそのような存在になりたいと。

 

 

貰った元気の力を、再びみんなに分け与えられるように。

そのためにはのどか自身、もっともっと元気にならないといけないですね。

 

 

 

 

風鈴アスミちゃんがCMだけの存在から抜け出せるのはいつになるのかしら