えのメモ

プリキュアとミリオンライブについて日々考えている者です。

【デパプリ31話感想】爆誕 パワー系王女様【デリシャスパーティ♡プリキュア】

このツッコミの画角すき


デパプリ31話感想です。

 

 

 

ゆいそっくりの王女様が登場。アニメでそっくりさんが出てきたらやることはひとつ。入れ替わりです。

(出典:デリシャスパーティ♡プリキュア 31話)

普段と違う生活を通して自分のおかしな部分に気づく、というのが入れ替わりモノのベタで、確かに食事の楽しみ方のところなんかはそういう展開でした。

一方で、”自分が今の生活をしていることの意味・重要性”にも重きが置かれていたと思うんですよね。

マイラ王女は人前でハキハキと喋ることが得意ではありませんが、下調べや原稿づくりなど苦手を補うための努力をしている。側近のゲンマさんは厳しいけどすべては王女のため(事実として誘拐すら厭わない政敵がいる状況で隙を見せるのは命取りになる)。ストーリーは最後に原稿を置くことで彼女の成長が示される形にはなっているんですが、それ以前に行われていた努力もゆいやマイラ王女のセリフによって肯定されていたのが個人的に好きだなと思ったところでした。

(出典:デリシャスパーティ♡プリキュア 31話)

そして今回特殊だったのが、ブンドル団が出てこなかったこと。継承争い中の王子とその部下たち相手に変身したのも驚きました(さすがに直接攻撃はしませんでしたが)。

思えば映画でも、(その時点では)ただの警備ロボに対して即座に変身して戦闘に入っていました。デパプリ世界における”プリキュアの力”は対ブンドル団特化のものとは考えられていないのかもしれません。クックファイターのように類似の戦力もあったりしますからね。

それからブンドル団不在については面白い試みだと思います。ストーリーを厚く、そして敵との掛け合いに頼らない展開にできるので。特にバトルがマンネリ化しがちな3、4クール目では今後も積極的に試してみて欲しいですね。販促との兼ね合い適切な変身の理由を考えるのが難しそうではありますが。

(出典:デリシャスパーティ♡プリキュア 31話)

ほんでロープは変身なしで打開するんかい。